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日本は世界有数の外貨準備を保有していることをご存知でしょうか?

令和7年6月時点で、**約1.3兆ドル(約190兆円)**を保有しており、その大部分は米国債や外国証券で運用されています。

外貨準備は「国が蓄えるお金」

このお金は、リアルタイムで国民に還元されるわけではありません。

利息もすぐには給付されず、財務省が管理する外為特別会計に積み上げられています。

言わば、日本は“国家の裏金”を長期的に蓄え続けている状態です。

利息収入の規模感

仮に安全運用で年間10兆円の利息を得られたとします。

単純計算:
国民が不景気だった30年間で 10兆円 × 30年 = 300兆円

再投資による複利運用(年3%)を行えば、30年後には 約470兆円 にまで膨らみます。

つまり、長期的に国が資金を蓄え、運用することで、国家財政に途方もない余裕を生むことができるのです。

リニア中央新幹線との比較

リニア中央新幹線の総事業費は当初から増額して 11兆円。これを外貨準備の利息と比べると、衝撃的なスケール感が見えてきます。

年間利息10兆円 ≒ リニア1本分

30年間の利息累積300兆円 ≒ リニア27本分

国家規模の外貨運用では、巨大インフラプロジェクトが小さく感じてしまうほどの桁違いの資金力があるのです。

まとめ

日本は世界トップクラスの外貨資産を保有しているが、国民には直接還元されていない国。
ノルウェーでは国家の債券利息を国民に給付を行っている。そして、国民生活を豊かにしている。

利息を長期的に蓄えることで、国家財政の安定や将来的な国民還元が可能

リニアのような巨大プロジェクトも、外貨準備から得られる利息と比べると“相対的に小さく見える”

言い換えれば、日本はまだ眠れる巨大資産を抱えている国であり、この資産を有効に活用できれば、将来的には国民一人ひとりの豊かさに直結する可能性があります。この資金を国民一人一人に対して活用できるまでは国民が豊かにはなれないと言える。