いつもありがとうございます。


不正処理を行う日本企業経営者のほとんどが「知らなかった」「現場が勝手にやった」と主張する。「従業員は悪くありません!こんなことをやらせてしまうほど追い込んでしまったのは、私の責任です」なんて感じで、現場をかばうような経営者はほぼ皆無。中には勢いあまって「社員に裏切られた」「会社も被害者だ」くらいのことを口走ってしまう御仁も多く、会見の事前練習で発言の訂正をしたのは一度や二度ではない。日本企業に共通する「釈明パターン」である。


そもそも経営者はあなたを守ることより自分自身や会社イメージ低下を避ける方を選択する。平気で従業員の首は切れるもの。あなたを守ることで余程の利益が得られるならば別だけれども残念ながら世の中はそんな甘くない。


その会社に対して愛社精神を持つなどと言う目標設定があるとするならばもはや宗教の洗脳レベルに達しないと不可能に近いと思う。


結論として会社を愛しても、会社から愛されないということをサラリーマンは理解した方が良い。自分軸をしっかりと持ちサラリーマン生活を楽しもう。