7月2日


鍋太郎にご挨拶してから


三寺参りの続きを…


前日の7月1日は寒河江市の慈恩寺さんへ
こちらは若返り祈願のお寺
秘仏展も開催されていました



二つ目のお寺は天童市にあります若松寺



2日目で見た山形へようこそ看板
もうすぐ帰らなくては…



天童市の若松寺


山の上にあり道も狭くたどり着くまでちょっとヒヤヒヤ…



こちらは観音様のお寺

縁結びのご利益をいただけます


そしてこの若松寺
ご住職さんがすごいらしい!

ご住職さんの手…ハンドパワーがパワースポットでもあるようです

ご住職さんと握手することにより
パワーがいただけるらしい


ただ…予約制らしいので(有料みたいです)
時間の読めない旅人な私たちは

ご住職さんの後ろ姿を遠目から拝んだだけでした(笑)



ご縁をいただけるお寺とあり

参拝の方々が結構いらっしゃいました
若い女性の方々が結構いたかな


若松寺


山形の花笠の歌に出てきます


めでためでたの若松さまよ~♪





そして私が一番訪れたかったのが

こちらの建物…絵馬堂です



ムカサリ絵馬って聞いたことありますか?





このあとに行く山寺もそうなんですが
こちらの若松寺
ムカサリ絵馬で有名なお寺なんです



ムカサリ絵馬とは…



あの世の結婚式です


死後婚…っていうのかな…




若くして未婚で亡くなった身内を
せめてあの世で結婚させてあげたい…という親心です


その結婚式を絵馬で表現することにより
お寺さんで供養していただく…
そういう絵馬なのです



祈願所にも沢山のムカサリ絵馬がありますが
こちらは撮影禁止のようなので



絵馬堂のムカサリ絵馬を遠くから撮らせていただきました



絵馬堂にあるのはもう供養も終わっているようです

中にはボロボロになってしまっている絵馬も


絵馬の絵は色々で
祝言の様子だったり
結婚写真風だったり
中には顔写真を合わせた絵馬もあります



住所、お名前が書かれていますので
個人情報がわからない位置からの撮影です



絵馬をよく見ると似たような感じの雰囲気

これはきちんとムカサリ絵馬の絵師さんがいらっしゃるんですよ

絵師さんの手によるものなので
雰囲気が似たような感じになります


だけどお顔は亡くなられた方のお写真を拝見しながらだったりするので
みんながみんな全く同じ…って訳ではないようです




ただ…このムカサリ絵馬には
絶対にやってはいけないタブーがあります



昔アンビリバボーでも拝見したことがあるのですが



亡くなられた方の《相手役》は架空の人物でなければならない…ということ


実在の人物を亡くなられた方の《相手役》としてしまうと…連れて行かれてしまうそうです


必ず架空の人物でなければならない…というルールがこのムカサリ絵馬にはあるんです



アンビリバボーでその話を見た時は
正直怖かったですが


実際にムカサリ絵馬を拝見させていただくと
怖さは全くなく親心というものが
ジーンと胸に伝わってきました


山形から帰ってきてから
BSプレミアムの新日本風土記で
奥の細道の再放送をやっていて


山寺や出羽三山はもちろん


この若松寺のムカサリ絵馬もやっていました


絵師さん、そして亡くなられた男の子の母親の気持ち


改めて拝見し
絵馬に関わる方々の亡くなられた方に対する気持ちがこめられた
沢山の想いがつまった絵馬なんだと改めて感じました




このムカサリ絵馬は主にこの山形の最上地方あたりだけのようです







若松寺をあとにして
天童市内にある美味しいもの
↑またか?って思わないで(笑)


フルッティアさん

美味しいものはこちら




その名も



フルーツポンチッチ!



名前が可愛いでしょう?


名前に惚れて食べに来ました(笑)


フルーツポンチ

フルーツがごろごろ入っています

持ち帰りも出来ます
密閉されているので安心ですよ


私たちは店内でいただきました


山形はフルーツ王国ですからね♪



フルーツポンチッチ美味しくいただきました♡