3月14日(木)は 祐喜が6年間通った支援学校小学部の卒業式でした。
3月に入ってからは卒業式の練習が多くその成果もあってか、当日はとても落ち着いて式中過ごせていました。 卒業証書も祐喜一人で校長先生の前まで行って受け取り、大切に持って順路通り席まで戻る事が出来ました。 普通の子供には当たり前の事ですが、祐喜にとっては6年間の成長の積み重ねを感じられとても感激しました。
後期の通知票は、
・歯ブラシで全部の部位歯磨きができる
・体操服をたたむ(洋服畳みボードで)
・3㎏以上の物を運ぶ
・15分で体育館を10周走る
・バックルやクリップを外す
・イラストや写真(4択)から言われた物を選ぶ
・当番活動(顔写真つきの封筒をその先生に届ける
・「~したい、ください」と言葉で伝える
等全部達成でした。
小学部の6年間は長かったようであっという間だった6年間で、学校やデイサービスでは色々と成長させてもらえた一方、家での祐喜は食事やトイレなど、まだまだ成長を感じる結果には至りませんでした。 怖い事や嫌な事があると涙を浮かべて泣いたり、普通の小学6年生並みの体で「おんぶ!」と言って背中に抱きついてきたりと、頭の中は1歳半~2歳ぐらいなのかなと思ったりしますが、6年前には友達や他人にほとんど関心を示さなかったのが、僕がお友達の名字を言うと祐喜がにこにこしながらその子の下の名前を言うなど、それ以外でもここ数年他人に関心を持つようになったと感じます。
次からは中学部ですが、学校の場所が変わったり制服に変わる事も無く今まで通りのバス通学なので、小学部と同じように毎日楽しく通い、3年間良い思い出を作ってくれたらなと思います。