へっぽこ介護人
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まんじゅうは痛い

これは7年前、新人職員だった頃の話。

私が当時担当していた入居者の中に暴力行為のある方がいた。
テーブルで他の入居者と一緒に食べて貰いたいが、ご飯に飽きると全て投げる。なので一人だけ離れてオーバーテーブルで食べていた。

ある日、3時のおやつにまんじゅうが出た。
偏食家であるこの入居者は、おやつは殆ど食べないが、まんじゅうはよく食べた。

食事もあまり食べない方なので、ナースと相談し、余ったまんじゅうをもう一つ渡した。

渡す時、オーバーテーブルの下にゴミが落ちていて拾おうと、その方の正面にしゃがみこんだ。

「ドゴッ!」
左のこめかみに激痛!一瞬目の前が暗くなる。

クラクラしつつ周りを見ると、オーバーテーブルの横には食べかけのまんじゅう…。

ま、ま、まんじゅう?
まんじゅう投げたんかい!


後で一部始終を見ていた職員に聞いたところによると「見事な投げっぷりだった。」との事。

まんじゅうって、当たると痛いのね…。と一つ勉強になりました。(笑)



教訓:たかがまんじゅうと侮るなかれ

クリスマスは危険がいっぱい?

一昨年のクリスマス
職員全員で飾り付けを念入りに施した。

「凄~い!」
入居者も普段とは違う華やかなフロアの雰囲気にニコニコ…。

部屋と部屋の間に小さな棚がいくつかあり、全ての棚に綿を敷き、その上には小さなツリーを置く。

「いいねぇ~!こういうのって。」
入居者の笑顔を見て、業務の合間にみんなで飾り付けた甲斐があったと職員も笑顔。

おぉ!いつも徘徊している人も笑顔で飾り付け見てるよ!素晴らしい!

なんて思っていた私が甘かった…。
「お?」

徘徊入居者が棚に手を伸ばした。
綿を少しちぎり口へ入れようとする。

「あ!ちょっと待って!〇〇さん。」
「なんでしょう?」
「その手に持っている物、貰える?」
「嫌です。」
笑顔でキッパリと答える。
う~ん、どうしよ。

「…。〇〇さん、それってさ…?」
どう認識しているのか確かめてみた。
「これ?綿菓子でしょ!おいしそうだわ。」
やっぱりね…。なら、それに付き合うか。

「綿菓子、後でみんなで一緒に食べようと思ってたんだ~。だから手に持ってるのくれる?」
「あら、ごめんなさいね。はい。」
よっしゃ!取り返した!

それからフロア中の綿を撤去しました…。


教訓:クリスマスは危険

さてさて…

あんな長文書くんじゃなかった…と保存ボタンを押してから後悔…。
見てくれる人がいるかわかんないのに…。
まぁ、いいか!

私の人生の大半は介護が側にあったので、自分の成長過程を残していくみたいなものだし…。
と楽観的に考えるようにしよう。

介護から離れて一年過ぎて、改めてこの仕事が好きだったんだなぁ…と思う事が増えた。

友達から「もうやらないの?」と言われて、やらない!と答えられなかったりする。

今は主婦でのんびり過ごしているけど、ボーっとしてると、そういえばこの時期はクリスマスの飾り付け作ったなぁ~とか思い出して懐かしく思う。