少し時間がたってしまいましたが
今日、ふくの告別式が無事終わりました。
思い返せばふくは16年前の1月
深夜にバイトから帰宅した私の後ろを付いてきたようで
玄関を開けた時に大きな鳴き声で私は気付いたんです。
多分生まれて半年位で
全身汚くて
でも1月の寒空に置いとけなくて
餌をあげてから家の中の玄関に
段ボールで小屋を作って
バスタオルを引いて
毛布で温めて一晩寝かしました。
その時すでに我が家は8匹猫がいたけれど
1匹増えても大丈夫
なんて気持ちで飼い始めたんです。
でも実は病気を持っていて
8匹のうちの2匹がヨダレを垂らすくらいおかしくなって
慌てて3匹を病院へ連れて行きましたが
1匹はそのまま死んでしまいました。
知識も無いのに9匹飼おうなんて思ったから。
それでも気がつけば皆長生きしてくれて
それぞれ個性もあって
私や母上を楽しませてくれて
育てるのはそれなりに大変ではあったけれど
本当にこの子達には逆に助けてもらいました。
物が言えないから実際どう思っているのか分からないけど
この数十年はこの子達にとっても救われ癒されました。
ふくはお母さんっ子で母上の事が大好きだったんだけど
引っ越ししてからは私が代わりに世話してたので
良く寝転んだ私の胸の上に乗ってきてくれていました。
でも母上に会うと私のことなんてそっちのけ(笑)
ちょっと鳴き方が変わってましたが
気の弱い優しい子でした。
最期まで甘えてきてくれていました。
今までありがとう