双極性障害の躁状態が放置できないわけ。
一般に、躁うつ病の躁状態(1型)は放置できないので積極的に治療される。
双極性障害の激しい躁状態は、そのままにしておくと大変なことになりかねないからである。
1型エピソードの場合、その行動に周囲の者もついていけない。
とてつもない浪費だとか、場合によっては触法事件とか、入院させるだけでなく保護室にでも入れておかないとどうにもならないケースもある。
なぜ放置できないかと言うと、つまりは患者さん本人の名誉が傷つくからだ。
「あの人はああいう人だ」と思われてしまうため、それまで長い時間かかって築いてきたその人の信用が失われる。
1回の不祥事のため、それまでの仕事が続けられなくなることもある。
そうして社会から孤立していくのを防がなければならないのだ。