地震で考える日本の経済。
あれから1年が経過しました。
地震で被災された方々の無事と亡くなられた方のご冥福を心から願います。
さて、経済の話ですが地震がおこると何がおこるか?
不動産価値がまるまるなくなります。
これは流された家だけでなく『無事』だった家も資産価値を無くすのです。
それでも一戸建てはまだ家屋が無価値になったとしても土地が残りますが、一番悲惨なのはマンションです。
マンションは土地の権利は住民数で割った程度しかないうえ、建て替えしようにも住民全員の同意が要ります。そんなん無理です。
そうなると被災して欠陥を抱えたマンション(例えばサッシが歪んですきま風がはいる)からお金がある人は出ていき、お金がない人は無価値になったマンションに居残り続ける。
そんなことが起きます。
マンションのスラム化です。
阪神大震災の時起こった問題です。
また、今回津波で海水で水没している地区が多いので、土地の価格もガクンと下がるでしょう。
するってーと、家を建て直そうにも担保がないんです。
売り払おうにも買い手がない。
そりゃそうだ、誰も津波にさらわれた土地は買いたくない。
損害保険は?
なんと地震などの甚大被害には金がでないんですね。
国がやるべきという事になっとります。
ふー…。
要は踏んだり蹴ったりです。
日本の国富は5650兆円くらい有るんですが、これには土地代が入ってます。
つまりまあ国富ごと目減りするんですなぁ。
だから普通、大災害がおこったら国の信用がなくなり、通貨が安くなり、国債の金利が上がるんですが。
どっこい日本は…続く。