ドラール。
半減期、36時間。
ドラールの半減期はとても長いため、翌日起床したときもかなりの量が残遺していることが多い。
しかし、持ち越しによる例えば眠さやふらつきなどの副作用は少ない。
旧来の極めて半減期の長い眠剤、例えばユーロジンなどは持ち越しによる副作用が多く、翌日の仕事に差し支えるなどの問題点が多かった。
なぜ長い半減期の眠剤が必要になのかというと、不眠でもいろいろタイプがあり中途覚醒や早朝覚醒など長く眠れるような眠剤が希望されていたことがある。
ドラールのウリは熟眠障害の改善である。
中途覚醒や早朝覚醒するタイプには良い。
欠点は高価であること。
ロヒプノールやハルシオンに比べても断然高い。
それまで日本の精神科関係の薬は安かったが、外国では全般に高いという内外価格差があった。
自由競争社会であるアメリカではほぼ製薬会社が値段を決めれるようで、新薬は高いことが多くなっている。
高くても売れるような薬物は製薬会社は強気に高い価格を設定する。
したがって、まずアメリカで発売されてその後日本で発売されているような精神科薬物は、日本でも薬価も高くなっている。
アリセプト、セロクエル、ジプレキサ、マイスリー、エビリファイなどだ。日本の薬価は、厚生労働省の判断というか影響が大きいが、日米価格差が大きいとまずいこともあり、原則アメリカの0.5~2倍の範囲で薬価が決められているそう。