ブラック企業。
ブラック企業が減収減益である。
今までブラック企業は正社員をサービス残業させることで最低賃金以下の労働力を得てきた。
しかし、これができるのは無限に労働者が求人するという前提があったからだ。
つまり、失業者が労働市場に溢れているからできたのだ。
考えてみればすき家が牛丼380円から250円に値下げしたのは2007年、リーマンショック後である。
すき家が牛丼市場でシェア一位になれたのは失業者を大量に使い捨てることができたからなのだ。
しかし、もはや失業者はいなくなった。
すき家は値上げして労働単価を守るか、労働コストの高い深夜営業をやめて(サービス低下)しまうのか選ばなければならなくなる。
値上げとサービス低下、どちらにしてもすき家のシェアを落とす事になるだろう。
さらにブラック企業だというレッテルは労働者獲得を難しくして、さらなるコストの増加を招く。
こうして労働問題は解決をみた。
労働者を助けるものは労使交渉でなく景気回復なのであった。
