【ニチレイフーズ】気くばり御膳<冷凍宅配お試しセット>

 



ひとり暮らしを満喫して1週間も経ってない頃、友達の実家で働く私のところに、おばさんが訪ねて来ました。


2度と敷居を跨ぐなくらいな事を言っていたのに何故にわざわざ会いに来たんだろう…。


その時の仕事は屋台の様な、テイクアウト専門のお店で働いていて、おばさんはその店の食べ物をくれと言いました。


最初は断ったのですが、店先で粘られて帰らないので仕方なく私のお金でお店の商品を購入して渡し、帰ってもらいました。


それからは週に1~2回現れては食べ物をもらい帰って行ったのですが、初めての給料日にはお金を貸してほしいと言われました。


さすがにひとり暮らしを始めたのにたかりに来たりお金を貸せと言ったり、こんな人マジ何なの⁉️

そう思い、これが最後だからもう来ないで欲しいと1万円を渡し返さなくて良いからと言いました。


お兄ちゃんが毎月20万以上の給料を稼いでいるのに3万しか貰えないと言っていたので、お兄ちゃんも早く家を出たら良いのに。

と自分だけ先にあの家を出た事、申し訳なく思っていました。


ちなみに友達のお父さんが紹介してくれた家は2軒長屋で縦に長く3部屋繋がった造りでキッチン兼リビング、真ん中の部屋、1番奥の部屋、その奥にトイレでしたが、風呂なしで壁が薄く、冬はストーブを付けているリビングでキッチンの水道が凍結するくらい寒い家で、1番奥の部屋はトイレの換気が壊れていて強烈なトイレ臭のする部屋でほとんど使っていませんでした。


家賃は1万円で安く、隣が小さい商店で買い物も出来るし家から出て裏通りに行くと海がすぐそこにありました。


ある日パンツ1枚で布団にくるまりベットに寝転がってテレビを観ていると足元の方から物音と声らしきものが聞こえたので振り向くと…………。


知らないおじさんが立っていました!!!!!

ほとんど裸だし、びっくりしてどうしたらいいか分からずパニックになりながら、何故勝手に家に入ったのか、何処の誰か聞いたら「知り合いが住む家を探していて、ここに住ませたい」的な事を言ってます。


とりあえず今日は帰って下さい。早く出て行って下さい。と言うと何やら言いながら帰って行きました。

玄関の鍵はかけない派でしたが、その日からかける派になりました。


翌日、友達のお父さんに言ったら犯人のおじさんは私の住む家の道路を挟んだすぐそこの人で、元々変な人らしく、怒った友達のお父さんにぶん殴られました ( ・ω・)っ≡つ ババババ


初めて殺されるかと思った出来事です((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ