チュイーン……
「おいおいおい!
なんだ、スネーク!その格好は!
バカンスにでも来たつもりか!」
スネーク
「hahha-!!いいだろう、大佐!
『海賊の水着』という迷彩服だ。
いい加減、暑くて死にそうだから、
ゲノム兵から奪い取ってやった。
涼しいのは勿論だが、
何故かドロップ率までアップしてるらしく
やたらとミリチェが光りまくっているぞ!」
大佐
「まあ、あれだ、
熱中症には気をつけろ、スネーク。
水分も大事だが、
塩分もちゃんと取らなければならん。
食事の方は?
ちゃんと食べられているのか?」
「モブからキャプチャーして食べているさ。
ポリプスから……
……タコ足を」
チュイーン……
ミッションスタートから、
約1ヶ月……。
俺は未だに
あの洞窟で、
あいつをひたすら狩っていた。
途中、D2を2つ、ゲットした。
一つは露店に15億で売りに出しているが、
まだ売れてはいない。
もう一つは、
街で知り合った女剣闘士と、
◇番長マッスルと交換した。
いい尻をした女だった。
メリルと同じ位、
むちっとしたいいー尻をした、
いいー女だった。
センセーショナルだった。
スネーク
「戦場では……」
…………
止まない雨は、ない。
明けない夜は、ない。
冬もいつか過ぎ、
土の香りが春の到来を告げ、
蕾が緩みを見せるはずだ。
……俺にも、
春は来るのだろうか。
このまま永遠に、
ミッションをクリアすることなく、
ムズラクの骸に埋もれて……
朽ち果てて行くのだろうか…………
そう、思っていた。
昨夜までは。
……
「ふーふーふーん♪
ふふふふーんふーん♪
(メタルギアソリッド・メインテーマ)」
スネーク
「ふふふーん!♪
ふふふふーんふーん !!♪」
「ふふふ……ん?」
(´・ω・`)
チュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーン
チュイーーーン!!!
ブチっ
チュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュイーンチュチュイーン!!
ザザザ……
ザザ……
ザザ……
チュイーン……
「わざわざ、ミリチェ蟻のみならず、
D2まで手に入れることが出来た。
女剣闘士に一つ渡したのは想定外だったが。
本当に恩に着る……。」
スネーク
「マスター何を言っている!」
マスター・ミラー
「そこで、スネーク。
貴様に賭けてみることにした。」
スネーク
「何?」
マスター・ミラー
「貴様を泳がせてミリチェ蟻をゲットする。
まさか、ここまで時間が掛かるとは……
お粗末な話だったが」
「俺だ。兄弟…………。」
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to be continued