グラのあのスキルをかなり脳内補完してラッセル・クロウを少しまぶして、真面目に① | 狂犬アスラムのグラディエーター戦記……イルーナ戦記ミスルナ

狂犬アスラムのグラディエーター戦記……イルーナ戦記ミスルナ

イルーナ戦記内の戦闘スキルやステータス、シナリオや見えない裏事情などを、
愛と熱情と妄想のみで活字変換して具現化する、
為にならない自己満足な独り言。

たまに関係ないこと書きます。

たまに歌います。

たまにエロい。

ミスルナにて活動中。

…あるスキルの誕生に於いて、グラディエーター達の凄惨な歴史を象徴する、こんな逸話が残されている。


…口伝の為、確たる証拠や文献は遺されていないではあるが、
スルビニア帝国で開催された「コロッセウム」に於いての、ある闘いが、そのスキルの始まりとされている。


…その日、「剣闘士」達は、異国の蛮族の装備を着せられ、闘技場に放り出された。

剣闘士達に合対するは、帝国軍の人工兵団部隊。

今回の死合いは、人工兵団部隊が蛮族達を掃討するという、過去の帝国の史実を再現したものだったのである。

…シナリオ通りならば、剣闘士達は全滅させられる予定であった。


だが、そんな茶番を不服とした、1人の剣闘士が、最後の最後まで足掻いてみせたのである。

…彼は、味方の剣闘士達を助ける為、自ら、人工兵団の前に立ちふさがった。


彼の闘いは、まるで闘神オリティウスが乗り移ったかのような、鬼気迫るものであった。