お早うございます。
「終活の付添人」行政書士の網本です。

今日からお盆休みですね。暦通りに勤務される方も、三連休で一息つかれる方も多いことでしょう。

さて、今回は「遺言・相続の話題を自然に切り出す方法」についてお伝えしますね。

令和最初のお盆休み。実家に帰省する機会に、親御さんと「遺言」や「相続」について語ってみたいとお望みの方も多いと思います。

ただ、帰省の間に気負って話そうとしても、いざ対面してみると「最近テレビで盛んに取り上げてるけど、遺言とか相続とか考えてる?」とは、なかなか切り出しにくいものです。

実際、セミナー会場では、

「子供から親の財産に探りを入れるような雰囲気になるのが気まずくて上手く切り出せない」

といったお悩みをたくさんの方からうかがいます。

そんな時、私がお勧めするのは、「親御さんの受診に付き添う」という方法です。
お勧めする理由は以下の3つです。

①親を気遣う気持ちを具体的な行動で示せる。
②「今後について」親と語り合う時間が自然と生まれる(生まれやすい)
③親の主治医と面識ができる。健康状態について直接お話が聞ける。

親としては、子供が自分の健康に関心を払い気遣ってくれるのは素直に嬉しいものですし、子供としても「健康こそが親の最大の財産」であるとの思いを伝えることができます。

受診の行き帰りや待合の間には、時間が十分取れますし、健康に関する話題から、「今後のこと」についての話題へと繋げやすくもなります。

 また、親御さんの主治医と「顔の見える関係」を築いておくと、後々、親の健康状態に変化があった時などに、医療・介護について最善の対応を相談する場面で安心してお話しできます。
  受診に同行する目的や意義をぜひ親御さんに伝えてあげてください。きっと喜ばれると思いますし、そのぶん話も切り出しやすくなりますよ。

    もちろん、一回の受診で必ずしも話題が核心まで進むとは限りませんし、そもそもお盆休み間には受診の機会が無い、という方がほとんどでしょう。
  それでも、お盆休みの間に、今後の受診付き添いの希望だけでも伝える価値は十分にありますし、機会をあらためてぜひ実行して頂きたいと思います。

 遺言作成も円満な相続の実現も、親子の情愛が根底にあってこそ可能になります。
お盆のひと時、まずは、普段一緒に過ごされることのない親御さんを労ってあげてください。

ご参考になれば幸いです。