最後の夏

真っ赤に焼けていますwww

長女の夏が終わりました。お蔭で楽しい一時を過ごせました。娘を支援して下さった監督、助監督、コーチ、保護者の皆様に心より感謝致します。有難う御座いました。

最後のミーティングで、３年生の父兄も挨拶を求められ、妻がみんなの前で号泣したそうです。もらい泣きする場面なのに！

大笑いされた！とご機嫌斜めです。

娘達の証言

だってママは『コレで最後と思うと…（と急に泣き出して！）、、、明日から次女と頑張ります💧』って言ったとよ！笑って誤魔化さんとハズいけん！確かに😅

妻の涙

妻は土日・祝日は練習に参加しました。娘が入部した時は部員数７名なので父兄の手助けが必要です。グランド整備、テント張り、グローブやバットを持って練習にも参加します。車の送迎や部の会計も務めます。柏原杯の協賛集め、会場確保、駐車場の整理と一苦労です。子供達よりも、期するモノが有ったと思います。

親の背中

未来で母親になる娘達に残した『母親教育』です。子は親の背中を見て育つとは？子供の頃に記憶した親の生様を回想して、子育てに役立てる意味合いが込められます。現代の子供は親の支援を当然と思っています。

貴女達が母親に成った時に「お母さんの涙の理由」を理解できると思います。理解できる大人に育ってくださいね♪

●注意＝妻ではありません。

長女の右側に写るご陽気なマダムは、妻と仲が良い三年生の保護者です。マダムも今日で引退です。三年生と共に感極まっています。ご卒業おめでとう御座います。残りの人生頑張って下さい♪

準々決勝（ベスト８）で力尽きました。ベスト４の壁を越える事は叶いませんでしたが、同校がベスト８に進出したのは６年ぶりだそうです。優勝候補相手に善戦しました。

お疲れ様♪

中総体の娘の成績は、１１打数７安打＝打率６３６でした。四球と相手の失策を加えると、１３打数９出塁で出塁率６９２です。守備も上出来です。盗塁は２度刺しました。２ヶ月前のスランプ時はどうなる事かと心配しましたが、本番に調整出来ました。本当によく頑張りました。

次は『合唱コンクールのピアノ伴奏』と『ビアノの発表会』の練習に専念するそうです。あと受験勉強も忘れずにwww

もう１年・・・

高校でソフトボールを続けるつもりは無い様です。他校の捕手を見て『上には上が居る』と非力を自覚します。捕手の多くは小学校からの経験者です。ルールも知らない娘が入部したのは、中学で再会した旧友に頼まれて、期間限定で助っ人を引受けた事がキッカケです。同学年とは１年遅れでソフトボールを始めました。

捕手に抜擢され１５ヶ月間で、何とか捕手の形に整えました。それゆえ娘は謙虚です。自信も自負もありません。自分は素人に毛が生えた程度だと自覚しています。専門的な指導も習っていませんので『伸びしろ』を大きく残しています。あと１年あればと悔やまれます。

今津運動公園（福岡市西区今津）

決勝トーナメント1回戦

１年生の次女は、試合に出れないのでヤキモキしてました。アップで貢献しようと懸命でした。

第一打席（ライト前）

一打席目はライト前に弾き返しますが、二打席目は満塁の好機に三振に喫しました。今大会で得点圏で、凡打したのはコレが初めてです。少しずつズレが生じていると感じました。三打席目の前に、ネクストで待機している娘に、身振りで軸足の壁と顎を引くように伝えます。決して会心のあたりではありませんが、何とか喰らいついて、センター前にタイムリーを放ちました。相手に得点された直後の追加点です。簡単に凡退していたら、流れが変わるリスクがあります。予選の第一試合はこのパターンで逆転負けを喫しました。貴重な追加点でした。

第三打席（センター前）

勝利の瞬間

７ー５で打撃戦を制して勝ちましたが、相手の健闘の方が光ったゲームでした。序盤は相手の熱量の方が上回ります。今季３度目の対戦です。過去２試合は娘達が大差で勝利してます。相手の子供達からは『今日は絶対に勝つ！』とプレーに気迫を感じました。７ー５という僅差のスコアーが、劣勢だった事を物語っています。

２回戦で対戦する予定の優勝候補に意識が向いていたので、油断すると足元すくわれるぞ！と妻子に助言をしました。正直、私も大事には至らないダロウと思っていましたが、初回にいきなり攻め立てられ２失点しました。長女の動きも堅いです。チーム全体がうわずっています。

攻守交代と同時にベンチ裏に近付きます。長女をアイコンタクトで近くに呼び寄せます。『振り返らずに、返事もせずに、背を向けたまま黙って聞きなさい♪』とネット越しに話をします。私に気付いた次女も静かに後退りして聞き耳を立てます。

長女に『この試合負けるぞ。予選の逆転負けを思い出しなさい！危機感を持ちなさい。相手の気迫が上回っている。貴女がチームの空気を引き締めなさい。油断禁物と頭で理解しているが、気持ちで油断してるぞ！相手をリスペクトして、真剣勝負で挑みなさい！今なら未だ間に合う！』と伝えました。長女の表情が引き締ります。私は普段は絶対に表に出ません。あえて私が伝えに来た事で、かなりヤバい状況と察知してくれました。次の守備から長女の動きが機敏になりました。

帰宅した娘から『パパの声は皆に聞こえていたよ♪』と知らされます。えっー！小声で話したつもりが、気持ちが入り過ぎた様です。

『直後から皆が急に打ち出したやろ♪聞こえて良かったんだよ♪』と感謝されました。

試合後に監督から『お父さん観に来てるのか？』と聞かれたそうです。長女は『知りません！』と返答します。

『あっ！そうか…』とタブーを尋ねた様な表情をしたそうです。実は妻子に私の存在を知られない様に伝えています。

父親が口出しすると、指導者はやり辛く成るので、配慮しています。気を遣われると娘達の為にも成りません。監督やチームの方針を最優先としなさい。私のは貴女達個人に対するアドバスのみだから、指導者やチームメイトに、父親がこう言っていたとか絶対に言わ無い様に！と厳命してます。

スランプだった娘が、急変して打ち出した時も『打撃ホームが急変した！？誰に教わった！？』と父兄達に妻子は質問されました。特にコーチが興味津々に聞いてきたそうです。その返答もアドバイスしてました。『ユーチューブで独学したと答えなさい♪』そう答えた方が娘の評価が上がります。父親なら当然の配慮です♪

どうやら監督さんに気付かれた様です😅。次女を応援する時は、

女装しょうかな♪試合中に父兄のアドバイスは禁じられていますが、応援はOKです。場を仕切り直せ！は応援です♪

応急処置

１回戦が終わると、修正箇所をラインします。次戦までに娘に見せる様に付近に居る妻に依頼しました。口頭だけでは話し半分も伝わりません。画像でシンプルに伝えます。

①軸を固定②顎をひいて頭を固定③インパクト時は両肩とバットを水平。修正は３つ以内に抑えます。それ以上伝えると混乱を招きます。イメージをつくる為に良い状態の画像を見せます。

どんな選手でも好不調の波は来ます。バイオリズムの凹凸です。早く仕上げ過ぎると本番でスランプを迎えます。遅ければ試合に間に合いません。私は大会の１ヶ月前に好調の状態に仕上げます。本番まで好調をキープするように微調整します。決勝トーナメントの３日前から、最終調整を軽くする様に伝えていましたが、雨天続きで出来ませんでした。フォームに綻びが生じた原因と考えます。

試合前のノック

姉妹が同じフィールドに立つのはコレで見納めとなります。二度と見られない景色かも知れないと、２人を眺めていました。

決勝トーナメント

準々決勝（ベスト８）

この試合に勝てば！悲願の県大会出場が決まります。しかし相手は県大会常連校。予選は死のブロックを１位通過した優勝候補筆頭。２回戦からの登場で余力も十分です。午前中に打撃戦を制した娘達の投手は疲れてます。この湿気と炎天下でのダブルヘッダーは過酷です。

対戦校は小学生からの経験者が多数在籍するチームです。走攻守に隙がありません。娘のチームが勝る要素は一つも見当たりません。１月前の練習試合でフルボッコにされコールド負けを喫しています。更にこのチームには怪童がいるんです。

怪童アラレちゃん♪

大会ピカイチの捕手です。しかも未だ２年生なんです。経験者の中でも群を抜いています。メガネを掛けているので、我が家では尊敬の念を込めて『アラレちゃん』と呼びます。小柄でやせ型ですが、無類のパワーの持主です。頭も良いです。プレーを見れば一目瞭然です。ＩＱの高さが瞬時に解ります。この子は霊格も高いんです。弱点が見当たりません。まさに怪童なんです。

９９

アラレちゃんの背番号は『９９』です。最大最強数字を背負います。私は『９フェチ』です。私の数霊は『９』です。９＝天忍穂耳命＝ニギハヤヒ命。なぜ９９を選んだのか興味あります。９９＝９+９＝１８＝１+８＝９なんです。

いざ！

今日は優勝候補に勝てる気がする！先生が考えた秘策があるので安心しろ！今のお前たちの力量なら勝てるぞ！と熱弁したそうです。

盛り上がれ！

いきなりヤラれました！アラレちゃんに『ガゴーン！！』と目の覚める一撃を打たれます。ホームランネットに突き刺さる特大弾です。初回に３失点します。コールド負けが頭をよぎります😅

ＶＳ韋駄天

出塁すると盗塁を決める俊足ランナーです。絶対に阻止しする！と娘は意気込んでいましたが、警戒していても走られました。それにしても早いです。娘が投げる時点で、１塁ランナーは半分強も進行していました。もしや…

スローで確認するとフライング！？投手がボールを手放そうとする時点で、ランナーは１身体前に進んでいました。離塁アウトです。しかし流石です。絶妙のタイミングでスタートを切っています。動画を分析したら判明しますが、リアル（人間の目）では見極めるが至難の業です。

娘には『判定で負けたが、勝負は貴女が勝っていたぞ！』と伝えました。『そうやろ！えらい早いと思ったもん！』アピールプレーも考えたけど、塁審の表情をみると、たぶん見てないな…と直感したのでアピールを止めたそうですw

死守！

※上の画像は違います。

娘は体を張ってホームを死守しました。走者は落球を狙い減速力で突進します。激しく激突されましたが娘はボールを離しませんでした。相手の肘がマスクを外した娘の顔面に直撃します。心配して近付くチームメイトを手で静止します。周囲の心配をヨソに娘は平然としています。

本当は痛かったそうですが『軟なキャッチャーと舐められたくない！』と思った様です。このプレーで味方の緊張が解けました。長女の相方（投手）が奮起します。味方の士気を高めた目に見えないハインプレーです。

打線沈黙

相手投手に途中までパーフェクトに抑え込まれます。チームが苦手とする左腕です。娘曰くストレートが打者の目前でホップして来る様に見えるそうです。複数の変化球も交えます。緩急を付けて打者を翻弄します。胸元にズバズバと投げ込んで来ます。アラレちゃんがリードします。

ソフトボールの体感速度は、野球の球速✕１．５です。上野由岐子さんで球速１２０ｋｍ⇒体感速度が１７０〜１８０km。この投手の体感速度は１５０ｋｍ前後と思います。プロ野球選手でも空振ります。

初回以降はゲームが膠着しています。得点圏にランナーが出ます。ココでタイムリーが出てたら！と期待したのですが…四球を選び最低限の仕事をします。

敗北！

０ー４で負けました。初回に3失点した後は、防戦ながらもなんとか踏ん張ります。一月前にコールド負けを喫した相手に健闘しました。

試合後のミーティングで、監督が「先生は勝てる秘策があると言いましたが、本当はありませんでした。コールド負けをするのでは！？と心配しましたが、想像以上の健闘に先生は感激しています！』と涙目だったそうです。長女曰く秘策はあったそうです。子供たちが優勝候補相手に、予想以上の健闘をしたので秘策を隠したと思われます。

秘策の正体！

明徳義塾の馬淵監督を真似して、アラレちゃんを申告敬遠するというセコい策です。２打席目はリアルに申告敬遠しています。アラレちゃんは１塁に向かう途中で、監督に向かって『アッカンベー』をしたのを私は見逃しません。監督は気付いていないフリをしてましたwww

やり切りました！

終わってみると、初回以外は劣勢ながらも互角の戦いを演じました。

長女がコツチを見ています。笑顔で大きく頷きましたwww

絵馬

愛宕神社で長女が書いた絵馬です。県大会出場は叶いませんでしたが、娘は結果に大満足しています♪

希少な真剣敗北

県大会出場は実力から考えたら普通に無理だろう？と思う願いでした。しかし予選で１度も勝つた事が無い格上の強豪に勝てました。決勝トーナメントでも優勝候補筆頭相手に健闘しました。真剣に努力した結果の敗北は経験値が急激に上昇します。勝利より効果は大きいと思います。

回想

中総体予選１日目

和白丘中学校グランド

近年一度も勝利した事がない格上チームと対戦し勝利しました。対戦校は怪我人も生じて万全な状態ではありませんでした。予期せぬ勝利です。長女は３安打と活躍しました。

貴重なタイムリー

初回に2点を奪われます。その裏にすかさず3点を返して逆転しました。

三塁打

前の打者がヒットを打って二塁を狙うもアウト！誤審でした。嫌な流れを断ち切る様に三塁打を放ちます。次の打者の犠打で追加点を挙げます。

流し打ち

５ー３と詰め寄られます。前の打者がエンタイトルツーベースを打ちます。直後の初球を娘が弾き返します。流れを切り寄せます。

中総体予選２日目

次郎丸中学校グランド

流れを引き寄せる一打

互いに格上に勝利して波に乗るチーム同士の対戦です。大事な一戦です。３回まで互いのエースが踏ん張り膠着状態が続きます。ココ打つてくれ！と皆が願っていたら…

盗塁阻止

中総体前の練習試合

中総体前の三年生激励会

今津運動公園

2024年7月13日（土）

三年生の皆さんお疲れ様でした。

継承

人知れず涙を流していた１年生がいます。姉に対する想いが込上げた様です。来年、再来年と大きく躍進する予感がします。目標が定まります。アラレちゃんは２年生です。次女には姉のリベンジを果たすチャンスがありますw

次はアナタです。

地球に笑われた子です。

次女が妻の胎内に居る時に、地球さんが『この子は面白い子だね♪』と大笑いしました。地球さんは地球の霊的意識です。冥界では閻魔大王を名乗ります。仏教では地蔵菩薩と呼ばれ、神道では国之常立大神と呼ばれます。

もう長女のプレーが見られないと思うと、寂しい気持ちになります。楽しい想い出をプレゼントしてくれた娘に頭が下がります。物語の後編は次女が演じます。どんな物語になるか楽しみです。

ぜん息持ちのひ弱な子が、たくましく育ってくれました。ソフトボールの道に誘ってくれたのは「幼稚園時代の旧友」です。３年生の４人は、４〜６歳からの友達です。３人が同じ幼稚園に通います。もう一人は喘息予防の為に通ったスイミングスクールのクラスメイトです。小学校は別れます。小学校卒業と同時に引っ越したので、６年ぶりに再会を果たしました。娘を誘ってくれてありがとう♪

ワクワクする珍プレー♪

石ノ森章太郎先生の『レッドビッキーズ』を想出しました。娘の学校は上野由岐子さんの母校で全国優勝の経験もある名門でした。２０１９年までは強豪チームでしたが、コロナ渦中で継承が途切れます。前監督も転任して、部員も３名にまで減り、廃部の危機を迎えていました。間違いなく歴代最弱のポンコツチームでした。

廃部を回避する為に、助っ人として参加した娘が、練試合に出場すると聞いたのでお忍びで観戦しました。私のコレまでの野球観が変わる衝撃的なプレーを目撃します。

ランナーを塁上に残しているのに、打者を打ち取って内野手全員が『キャ～』と投手の下に集まりハイタッチしています。当然ランナーは進塁します。監督に「コラー！」とドヤサレても、同じ事を繰り返しました。彼女たちは点数よりも、アウトにできた事の方が嬉しいんですね。心底から喜んでいましたwww

三振したのにボックスを動かない子がいました。投手に向かって『さあー来い♪』と掛け声をあげたんです。

真顔です。監督から「

三振だ！戻ってコイ！」と連れ戻されてました。カウントを間違いたのではありません。３ストライク＝アウトのルールを理解してません。相手のバッテリーは笑うのを堪えてましたが、主審は笑ってました。

攻守が交代しても、ライトを守る子がベンチに戻って来ません。守備に付いた対戦相手のライトの子から「チェンジですよ♪」と言われ気が付いた素振りをしていました。監督が「おーい！帰ってコーイ！」と叫んでましたw

ソフトボールの試合は制限時間が８０分です。相手の攻撃が続いて、自軍の打者が一巡せずに試合が終わりました。スタメンのメンバーが１度も打席に立たずに終わる試合がこの世に存在するとは考えもしませんでした。

打球を補給せずに『キヤー』と避ける子もいました。外野フライなのに、帰塁せずにホームまで爆走する子もいました。盗塁を刺そうとしたら二塁手が球を後ろに逸らします。カバーに入ったセンターも後逸します。走者はホームインしました。目を疑う様な「ワクワクする珍プレー」が連発しました😁リアルレッドビッキーズでした。

🐸赤ガエル

助っ人時代（１年生）の娘たちです。未だ小学生のあどけなさが残ります。この子達の成長を記録しようと定期的にソフトの話題を掲載しました。わずか１年半後には見違える様に成長しました。

あの子たちが懸命に王者に喰らい付く姿に目を細めます(*˘︶˘*)

ご声援有難う御座いました！

本当に楽しかった！ありがとう！

終わり

はぐれ烏３６９