これから3回の日記は、すいません、思いっきり宇宙のことばかり書きます。
ボクハ科学者ジャナイケド…(笑)

金曜日に遡ります。
この日はナイトミュージアムで国立科学博物館の『空と宇宙展』へ。
科博に近い国立博物館でナイトミュージアムっていうと
 「混んでる」「激混み」
という状況ばかりなので、結構覚悟して行ったのですが…。
意外と混んでない!
すごく見やすい!!
ちょっと得した気分になりましたよ(笑)

魂、震えました。
まずはこれ。
鈴木歩己のサブテキスト


旧日本陸軍の名戦闘機「隼」…の模型なんだけど、ね。
説明書きのところに”糸川英夫技師”って書いてあるでしょ。
言うまでもなく小惑星イトカワの名前の由来となった、日本のロケットの父・糸川先生ですよ。

それからこれ。
鈴木歩己のサブテキスト


旧日本海軍の爆撃機「銀河」…の模型。
やはり説明書きのところにね”山名正夫中佐”って書いてあるでしょ。
1966年の全日空羽田沖墜落事故で、その原因を徹底的に解明しようとした山名先生です。
昔の日記にも書いたなぁ…あったあった、これだ。
(すいません、mixi日記です。)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1176197134&owner_id=170506
この本、文系の僕には難しかったんですが、科学者としての良心に従った執念はとても素晴らしくて、大好きな1冊。
だから、お名前をこの会場で見ただけでもちょっとウルっと感動しました。

さらについ今月に発見されたばかりの『銀河』の設計図の早々と展示。
鈴木歩己のサブテキスト

すごく早い仕事っぷり!(笑)

こんなのを直に見れる時が来ようとは、の栄エンジン。
これ実物。
鈴木歩己のサブテキスト

隼やゼロ戦に積まれていたエンジンです。
繊細で美しい、機能美。

そして一番の目的はこれ!
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エヘヘ、また見てきちゃった(笑)
実物大模型はJAXA相模原キャンパス以来2度目。
帰還カプセル自体は丸の内・未来科学館・JAXA調布に引き続いて4回目(笑)

人工照明に照らされた実物大模型のはやぶさは、相模原の時とは打って変わってセクシーな雰囲気でしたよ(笑)

で、今回、はっきりとはやぶさラストショットを撮影したカメラがどれかということが分かりました。
鈴木歩己のサブテキスト

この写真の衷心よりやや右斜め上のところにあるデジカメ。
ONC-W2ってやつ。
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はっきりと「最後の地球画像を撮影」と書いてあります。

…これ、撮影した写真を見てて初めて気づいたのです。
おれ、スタッフの人に「どれですか?」って質問しちゃって…。
スタッフの方も学芸員じゃないから必死で調べてくれて…。
ちょっとした騒ぎにしちゃった(苦笑)
結局分からず、質問シートを記入して渡してきたんだけど…申し訳ないっす。
もう分かりました…。
やぁねぇ、目が悪いって(苦笑)

話題を変えて(笑)
これがはやぶさから放出された小惑星探査ローバ・ミネルバの双子の妹(笑)
バックアップです。
つまり本役に何かあった時の代役(笑)
ひょっとするとこのミネルバが宇宙に飛んで行ってたかもしれないブツです。
小さい…。
鈴木歩己のサブテキスト


最後の方に展示してあったのが、現在金星に向けて飛行中の宇宙ヨット・イカロスの帆。
鈴木歩己のサブテキスト


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大きさを分かりやすくするために、見ず知らずの人にご協力いただきました(笑)
デカイデカイ!
こんなデカイのが今、宇宙飛んでるんだ!!
なんか、すごいなぁ(笑)

とまぁ、「宇宙ですよ第1日目」は終わりましたよ。
さて実際現在の進行状況は「宇宙ですよ第3日目」
「第2日目」は帰ってきてから書きます。
今日は一番の山場だ!
川口PMのお話が聴けるんだけど、席が確保できるかだ!
多分、戦場になるかと思われ…。
行ってまいります!