No.0276
(酬恩庵一休寺)

今日のテーマは

『朝の喫茶室』


今日は「座布団」について紹介したいです。

(*」´□`)」オーイ座布団持ってきて!

ドーゾ(ˆ꜆ .  ̫ . ).ᐟ.ᐟ


日本で古くからあるクッションと言えば“座布団”。

近頃は外国人観光客の間で、お土産として人気があるそうです。

やっぱり和室には座布団が似合いますね〜。

落語家さん、お相撲さん、笑点でも活用されてます(笑)


座布団をよく見ると面白いことが見えてきます。

まず、四隅にある房は、なんの為に付いてるんでしょう?


ひとつめの理由として、「邪気から守るため」と言われています。

古くから日本人にとって、”ふさ”というのは邪気を払うという意味合いがあります。

そもそも位の高い人が座る場所であった名残から、邪気が入らないように四つの角に付けられるようになったと言われています。


座布団以外に扇子にもふさが付いていますが、これは風を送ったときに悪いものが風と一緒に流れないようにするためだそうです。

も多数のふさが付いてますよね、これも邪気払いのひとつとされています。


二つ目の理由は「綿を固定させるため」です。座布団の綿は角に留まりにくいため、長く使っているうちに綿が中心に寄ってきてしまいます。

それを防ぐために四隅で綿を固定させる役目があります。ちなみに四つの角の“ふさ”は“角房(すみふさ)”と呼ばれます。


次は形です。

じつは座布団は正方形のように見えて、縦の方が数センチ長く前後も決められているのだそう。へぇ〜( ¯∀¯ )

よく見ると……。

4辺のうち1辺だけ縫い目がないところがあります、それが座布団の「」です。

一見するだけでは分かりにくい「座布団の前後」ですが、せっかくだから座布団を正しく使いたいですね!



(☆写真は一部お借りしてます)

ではまた次のブログでお会いします