“召集”の時のひと場面の話になります。
いのぶが義家に行く前にお墓参りに行っときたい、と言ったので、義家に行くついでになったが、お墓参りに行った。
お墓参りに行くのに、毎度の、いのぶが「お袋も一緒に行くか?」と、電話をかけたが、NO。
いつもなら、付いて来るのにNOの返答に、お墓参りに行かれへんほど、体調が悪いんや!と、思った。が、一昨日記事に載せた状態。
心配せんどけば良かった。
お墓に行くと、義家のお墓の対の花立ては空。
小さい草も所々に生えている。
草を引いてお花を供え、お墓参りをした。
で、ですよ。
義家に行って、いのぶが「お母さん、しんどうて、お盆にお墓参りに行かれへんかってんな」と、言うと、「そうや、しんどくて、お母さん、よー、参りきらんでな」と、とよさまが応えた。
「お花もなかったし、参りに行かれへんかったんやろうなぁ、言うとったんや、無理して参りに行かんでも、おばあちゃんたちはわかってくれてるわ」と、お袋の体調を気遣う模範解答(笑)をする長男坊のいのぶ。
「お盆やのに、お花も持っていかれへんで、悪う思うてな」と、とよさま。
うっしっし。
うさハンの出番やんか!
嫌みを言うのは、今でしょ!(もぅ、旬は過ぎた?)
嫁のアタイにしたら、お義母さま、嫁に都合が良い反応を有難うございますぅ~、ですわよ。
義家に“召集”が、かかった時には、気分も滅入って心が重ーく、だったけども、実家に帰省してエネルギーもあったし、なんせ、悪い嫁と思われているんやから、怖いものなしで、
「お花が供えられていませんでしたから、とらさんやマミさんは、お盆にお墓参りに行かれていないのですね!」
って、言い切るの形で、言うたった!
ら、
「正枝さん(義姉)は、お父さんが電話したさかいに、お母さんの様子を見にきてくれたんやけど、お墓には参らんとなぁ、帰ってなぁ」
「とらは、いつも、参りに行く時にはな、花も持たんで行くんや」
「マミは、余所にやった娘(こ)やさかいに、嫁ぎ先のお墓が第一やさかいにな」
と、我が子(とら・マミ)は擁護するが、義姉のことは良いようには言わない。
所詮、“血”よねぇ。
このやりとりの時に、色ぼけが言い放った!
「とらは、お墓参りをしたことがあらへん、おまえ(とよさまのこと)、何、言うとんや、いつやったかいのう、おばあさん(色の母親)の法事の時にしかお墓には参ってないやろ」
時に、お義父様、う~ん、そのパーソナリティいいですわよ。(笑)
「いやぁ、うさちゃんな、とらはなぁ、参りに行ってるんやで」と、とよさま、更なるとら擁護。
うん!?「とらはなぁ」ひらめいた!
揚げ足とりの嫌らしさやけども、
「それじゃあ、みーさんも、ハルキくんもリカちゃんも、ご先祖さまのお参りに行かれてないのですね、まぁ」
って、またもや、ついでに言うたった。
そしたら、「お母さん、よー、知らんのや」と、すっとぼけた!
もぅねぇ。
ばってんが、親戚縁者の前での出来事やったら、「嫁の分際で、(なんちゃらかんちゃら)」と、それこそ説教もどきじゃのうて、説教ば、されとうとこばい。ねぇ。