【現在(先週)の話の記事になっています】
みーが神妙に「あのう」と言い、アタシが「何か?」
「お義父さんのお見舞いには行きはったんですか?」
「お見舞いって?」
「お義父さんが入院してはった時にお義姉さん、毎日のように見に行ってはったんですか?」
へっ!?( ̄□ ̄;)
アタシ、鳩が豆鉄砲を食らったような表情をしていたと思う。
見舞いのことなど、想いもしてなかったことやから。
利益のみー様だけに。
色ぼけの入院費、20,000円をとらが支払ったことを長男宅へ文句を言う!電話とばかりに、1回目に電話がかかってきた時から、アタシはてっきり、いやいや、アタシだけじゃないはず、ご覧の皆サマ方も、そぉ、思い込まれていたでしょう、ねぇ。
なので、おおまかに、いつもの様に広告の裏に、みーから言われるであろうことを、予測して書き出し電話台の引き出しに入れていたのに。
無駄になったわ!
でも、みーが色ぼけのことを「お義父さん」やて。
アタシと喧嘩の電話の時には、他人呼びしていたくせに。
「そのようなことを聞かれるために、わざわざ、電話をかけて来られているのですか」
「そうですぅ」
「みーさん、なぜにですか」
「お義母さんが、ダンナ(とら)に『うさちゃんが、よー、してくれてな、いつも見に来てくれとるんや、主治医の先生の話も聞きに来てくれるんや』って、言いはったみたいで、ダンナが私に嫌み、みたいに言うんですぅ」
とらはあんた(みー)に嫌みは言わんやろう、あんたが卑屈にとっただけちゃうん。と、思いつつも、
「そんなことはないんじゃないですか、とらさんは、みーさんに嫌みなど言われませんでしょうから」
「いやぁ、お義姉さんは仕事してはるから、いつも病院には見に行かれへん思って、お義母さんが嘘を言っていると思って確認したかったんですぅ」
確認してどないすんねん!
と、
表現を変えて言いたかった、が、みーとは、『最小限の通話のみ、余計なことは言わない』と、決めていたので、のどまででかかっていたが、その言葉を呑みこんだ。
みーも、絶縁しているんやから、とよが何言おうと、ふつーーは気にもならんやろうけども、何で気になるんやろー。
復縁したい心か!?ねぇ。
でも、とよよ、近くに住んでいる次男夫婦より、そこそこ遠方の長男の嫁は老夫婦に良くしてくれている!を、とらにアピールしていたんや。
これもまた、一種の身内見栄やろうけど。
でも、なんか哀れに思ってしまう。
「そうなんですか」と、アタシが言うと、
みーは、「私はお見舞いに行ってないんですぅ」
「みーさんは、自ら『西園家の人たちとは絶縁をする』と、言われたのですから、お見舞いに行かれなくても、良いのではないですか」
「そうなんですけど」
そうなんですけど、って、なんやのん、とも、突っ込まず、反応もせずにいると、
「お義姉さん、仕事帰りに病院に行ってはったんですか?」
アタシは忙しいんやから、しょーもない事で電話してくんな!と、思いながらも、
とよの嘘をバラすか!?
舅を案じていたええ長男嫁に徹するか!?
の、オモイだった。
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