あれはいつの頃からでしょう・・?
停止寸前の極低速の惰性で走っている時の音が気になりだしました。
走行中に色々うるさいバイクで元々音はしてたのですが「ん?チョッと大きくなった?」って感じました・・
でも、速度が上がれば(他の音も大きくなるので)気にならないし、順調快調に走るので「まぁ問題ないだろう!」と見て見ぬふり(音だから『聞いて聞こえぬふり?』)をしてました。
が・・走る度に大きくなっているような気もしてました。
(この段階でも「多分気のせい・・」と見ぬ(聞こえぬ)ふり・・)
そして今年の6月!
R402で新潟に行った時「これはやはりおかしいぞ・・」と思うに至りました!
クラッチが繋がっていても切っても音は変化しません。
ギアが何速でも変わりません。
極低速でも駆動が掛かると音は消るような気がします。
音は車両前方で発生しているような気がします。
「前方で回転時に音が出るとすれば、フロントのタイヤかホイールベアリング?」
とフロントタイヤに目をやるとスリップサインが出てました!💦
(『サイドは新品同様じゃん!』って突っ込みは無しでお願いします!m(__)m)
駆動力が掛からないブロックパターンの前輪タイヤなら当然なのですが「段減りしてるし音が出てもおかしくないかも?」とも思いつつ「でもなぁ」と・・
どっちかと言えばベアリングの方が可能性が高い気がして純正部品を探すも最早供給されないようです・・
そんでも社外品(左右とオイルシールのセット)は見つかって、某YouTubeの動画で紹介されてたSST(?)も用意しました!
これまで履いてたタイヤは、ミシュランのアナキーワイルド!
性能もライフもパターンの見た目も文句無しナンですが、いかんせんサイドが硬くて交換作業がメチャクチャ大変!
(リアを替えた時なんか結局手っぱで出来なくて前の職場にチェンジャーを使わせてもらいに行きました・・)
欧州タイヤはそ~いう傾向が有るようですね・・
今後こちらの体力筋力持久力そして気力は衰える一方なので、作業に優しい国産タイヤにしようと探すもフロントは21インチなのでサイズは有るけどリアは17インチだからなかなかイイのが見つからない。
(現在のリアの主流は18インチです・・)
(いずれは替えるリアとメーカーパターンは合わせたいので・・)
そんでもってめっけたのが、ブリヂストンの『BATTLAX ADVENTURECROSS AX4』!
(いささかお高い!💦)
(今はアドベンチャーっていうカテゴリーが有るのですね・・)
(『トレールウィング』はいずれは消滅?)
さて作業開始!
フロントホイールを外してベアリングを点検。
回転の滑らかさ・重さ・引っ掛かり・ガタなど、新品と比較して全く違いが判りません!
異音の発生源には成り得ないと判断し、万が一作業に失敗したら元も子もないので、せっかくSST(?)を用意しましたが今回はパス。
続いてタイヤ。
こっちは発生源で有ろうと無かろうと減っているので交換です。
OFF車のフロントタイヤなんて細いし径がでかいし扁平率が高いし・・で、足で踏めば(下手したらエアを抜いたら)簡単にビートが落ちるモンですが・・・
ビートブレーカーの出動になりました・・(;^_^A
欧州タイヤの硬いサイドウォールに悪戦苦闘して、何とか取り外しに成功!
(因みにパンク修理出来る道具を携帯してますが、これだと現場修理は絶対ムリなので、それもミシュランをやめる理由です・・)
タイヤはBSですがチューブはIRC。
理由は『安いから!』です。(笑)
(一応ヘビーチューブです。)
「チューブレスタイヤ(適切なチューブを使用すればチューブタイヤとして使用可)なんで苦戦するかな?」とも思ったのですが、簡単に組込完了!
いつもはそれなりに苦労するバルブの取り出しも一発で決まりました♪
やはりタイヤは日本製が良いですね!
これで車両前方の異音発生要因を潰したハズですが果たして・・?
そして迎えた7月7日、七夕。
この日は新潟シネウィンドで『Negocco Perfect Sense 視聴会&トークショー』があります。
「昼飯はひさごで味噌ラーメンを食おう」とR290で安田方面に向かいました。
走り出して「ん?消えたかな?」
しかしナンカ違う音が速度が上がっても聞こえて来る・・
多分これは新しいタイヤのパターンノイズ。
新品時の比較でミシュランよりうっさい気がしますが、それを気にするなら『ON寄りのタイヤにしなさい!』って話なので気にせず走ります。
栃尾に差し掛かった頃・・
「あれ?やっぱりしてる?」
音はどんどん気になって来て、五泉まで行って引き返しました。
音が大きくなるだけならイイのですが、大きくなるって事は悪化してるって事なので走行不能になったら色々困りますから・・
無事自宅まで戻り車に乗り換え新潟に向かいました。
大回りで行こうとして早めに出発して良かったです。
初めはイイ気がしたけど暫く走って気になりだしたって事は油温が関係してる?
そ~するとミッション?
車両前方はそ~聞こえただけ?
メンテや修理は自分でやってますが、流石にミッションは自信がありません・・
(以前XL250Rのミッションをバラして一応組めたけどギアが入らなくなってエンジン(XL400のに)乗せ換えた経験があります。)
今もお付き合いが続いてるバイク屋さんも無いし、金かかるだろうし、そもそも36年前の超レア車を直してくれるトコロは有るのかな?
(出すとすればオガタさんのトコロかな・・?)
他に可能性が有るとすれば、チェーンかスプロケ?
修理に出すとしても、その前に自分でやれる所はやっておこう!
という事で、チェーンとスプロケットを点検。
フロントスプロケットにサビが放射状に飛び散っていました!
気になります・・
チェーンは概ね良好だけど少し動きが硬いコマが有りました。
フロントスプロケも少し減ってるし(リアは良好)チェーンとスプロケ交換しようとチェーンを注文しました。(スプロケはストック有)
現在のは約10年・約28600㎞使ったヤツです。
これで直ると良いのですが、果たして?・・・