阪神ファンとして

素朴な疑問を書きますわ

 

バッティング理論ってのは

十人十色ですやんか

 

個々の感覚が

優先される分野ですやん

 

ところが阪神の打者は

「ポイントを後ろへ」が

チーム方針(?)だったのか

 

着任したての岡田監督が

「ポイントを前へ」を言うと

 

高卒三年目の井上広大が

それを聞きつけ

自主的に導入して先日

綺麗なスイングで柵越えだ

 

 

岡田が言うポイント前へ

水口・今岡コーチも賛同し

 

長年染みついたアカを今

ゴシゴシ落とすように映る

 

打者のポイント位置なんて

自分の絶対領域だと思うが

 

聞き分けが良い人ばかりか?

それとも

コーチングの妄信効果かな?

 

 

この図にあるように

 

インコースを叩くには

早いめに「前」で打つ

 

アウトコースは逆に

タイミングを遅らせて

「後ろ」で打つ

 

これが基本なんだけど

これも弱点があって。

 

タイミングを計るときにね

早めと遅めの「時間差」

タイミングが崩されやすい

 

だからできるだけ

同じタイミングで

内も外も「同じポイント」

(内はヒジを曲げて)打てば

時間差もなく確率も上がる

 

だからアベレージ重視の

阪神は長年「後ろ」とみた

 

矢野監督の前は金本だった

鉄人金本って人は

後ろで打てる類まれなる人

 

仮説だが(金本矢野政権の)

この7年間は「後ろ」方針で

 

打者は内角速球に

7年間差し込まれ続けた

 

これは、指導歴が浅い人を

ふたりも続けて監督に据えた

球団フロントの責任ですわ

 

客寄せパンダで監督選びして

欲をかくから、こないなる

 

たしかに「後ろ」は

ハイレベルな近代野球だが

個々への強制はナンセンス

 

打撃は個々の絶対領域であり

自分で創意工夫する分野です

 

岡田が言ったポイント前

井上が聞きつけて自主的導入

 

打撃は

自分に合ったものを貪欲に

試行錯誤してこそのモノダネだ

 

 

サトテルがムキになって

上から叩くが極端なのも・・

 

ひょっとしてかつての

方針順守が理由だったかもよ

 

「後ろ方針」を守るがあまり

振り遅れたくないからさ

 

極端に上から叩こうとする

佐藤のキモチがなんとなく

分かって来た気がする・・