若者に迎合するワケやないけど。
毎回選挙になると
「若者は投票行くの?」っての。
ほんなもん
行くワケないがな。
人ってのは
自分の半径○mで
生きとんですわ。
そりゃ綿密に言うと
若者が投票しないと
若者層が不利にはなるよ。
でもそんなもん
若いときに感じひんって。
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オレ小学生んとき。
こう思ったんですわ。
社会科なんての
地理だの歴史だの政治だの。
こんなもん小学生の
誰がどう想像できようか。
絵に描けるヤツおるか?
なんで平家や源氏に
日本列島やら世界に
想像なんぞできようか。
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そんなオレも。
高卒営業マンになって
20歳で慌てて
「中学公民」の教科書買うたわ。
一部エリートが。
勉強したら
いい大学いい会社って
「先見」できる優秀なのが
偏差値を引き上げとるだけ。
素直に生きてりゃ
選挙なんての
行かないのが普通だ。
このオレも
50手前で退職して。
コンビニへ納税しに行って。
48で初の現金で納税した。
その経験で初めて
オレが納めた税金の使途は
どないなっとんやと思った。
「街路樹なんかいらん!」
って発想は、ココから生まれた。
48のオッサンでさえ
この程度なんよ。
もとい。
「若者が選挙に行かない」
なんての。
誰も責められへんねん。
身近にあるものしか
考えようとしない。
それが普通の人間ですわ。
まあ、フィアンセがいて。
新婚生活が描けて初めて
選挙を意識するんちゃう?
若いもんにホンマに
選挙に行かせたいなら。
近未来の想像力を個々に
掻き立てるしかないやろね。
「行こう行こう」じゃムリよ。