白井球審の行為に対して
相当数のメールが相次いで。
NPBは「相当数」を重視したか
「異例の説明」があったそうだ。
SNSといえば
人を死に至らしめる悪玉もある。
でもここ最近の野球界には
SNSは有効ですよ。
野球界は「故習重視」だったが
最近「改革の波」を感じます。
SNSの発信源は、大半が「門外漢」。
つまり「過去の事情」を
よく知らない人の意見だ。
(当初は快く思っていなかった)
門外漢は
法令遵守による新たな価値観から
「試験管の中の世界」をツツいて来る。
いつの時代も「世論」なんてのは
「門外漢がこさえる世界」なんです。
それが「相当数」ともなると
「試験管の中の故習」も
見直さざるを得なくなります。
~井の中の蛙大海を知らず~
高校野球では近年
球数制限や継続試合が導入。
権威ある審判がマイク説明し
潔く過ちを謝罪することもあった。
***
そして今回の白井球審だ。
かつて猛抗議を受けた遍歴を持つが
これらは反省するどころか
悪知恵で対処法を身に着けてしまった。
審判が持つ権威を
いかに定着させるかに・・・。
「抗議の芽を摘むことに」
自意識過剰になったとみる。
バックネット裏の観客にまで
歩み寄って注意するシーンもあった。
キャンプ中
ブルペンでの審判演習でも
氏は観客に目をきょろきょろ。
観客も面白がって
「あいーん!」のコールを
マネしたくなるんだろう。
氏にしてみれば
審判としての「権威」が
徐々に失墜してゆくことで
窮地に追い込まれたとみる。
「寄ってタカって」は趣味じゃないが。
白井球審の「方向性は違う」と思う。
コールは「基本に忠実」に改めて。
正確な判定に努力するのが王道です。
もとい。
今回NPBは「相当数」を重んじて
異例の説明をした。
賛否両論あるのだが
行き過ぎた権威は
「優越的地位の乱用」にあたる。
門外漢がつくる「世論」が
SNSで今後さらに強化される。
世にある「試験管の故習」は
すべてフェードアウトの予感がします。