前回ブログでは。
昭和歌謡の「別れ唄」は
あえて「別れの理由」を書かない。
それは、より多くの人々に。
この「歌の世界」へと誘うため。
あえて「具体化」しない・・・。
それが昭和歌謡の正体と書きました。
いま、まさに。
「あえて具体化しない」に。
あてはまる事例があります。
それは
責任のなすりつけ合い中の。
「ババ抜き」している東京五輪です。
五輪開催を強行するにあたり
どんな運営を図るつもりか。
それを知らされないと
国民の総意は得られません。
誰もがそう思うのですが。
よくよく考えてみよう。
もし運営方法を
具体化なんぞ、しようものなら。
たちまち
「それはダメ」だと
重箱の隅をつつく者が現れて
「反対」の大合唱を浴びるだろうね。
ここは具体化せず。
黙って耐えて開催する。
それが「シナリオ」ではないかと
ワタシは勝手に思っています。
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具体化しないほうが、
なにかと都合が良い。
それは昭和歌謡や
五輪開催だけじゃない(笑)。
ワタシは2016年から
「街路樹は害路樹」だと主張し
ここで伐採を(過去6本)書いて来た。
(↓)。
当初書いた2016年頃では、
まったくの無風でしたが。
今やSNSでも
街路樹の見直し記事が盛んです。
じつは、我が川西市も。
川西市は、南北に長い。
その南北には「能勢電鉄」がくまなく走り。
「県道12号バイパス」も南北に伸びている。
この県道12号
(川西篠山線)にも
2年ほど前から伐採が
秘かにみられるようになった。
「川西能勢口駅」近くの12号は
中央分離帯の樹が伐採されていて。
その穴埋めには「セメント」で
うるさい雑草をシッカリ抑えている。
さらに12号を北へ。
多田院から清和台をみても
伐採の方向にあるのは明らかです。
しかしこれを広報が
わざわざ示すことはない(と思う)。
もし伐採を「公表」したら
たちまち住民が騒ぎ出すに違いない。
道路というのは
何より安全第一だが。
この理屈に「ピン」と来る人
ばかりじゃないのが現実です。
たとえが悪いのですが。
黙って忍んで、気がつけば
視界の良い安全な道路へ。
そうであって欲しい。
昭和の
歌謡曲の別れ唄のように
理由をあえて具体化しない手法。
昭和歌謡の手法が
なにより「善用」されますように・・・。
猪名川町の
「トイレ町長」みたいに
それを悪用しちゃダメですよ。