1985年に優勝したとき
オレは25歳。
初めての体験に
キタへ出て未明まで騒いだ。
「もう死んでもええ」と思うた。
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2003年に優勝したとき
オレは43歳。
星野さんの編成力と陣頭指揮に
「これは常勝軍団になるぞ」と。
そう思っていたら
退任されてしまいガッカリだった。
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しかし2年後の
2005年に優勝する。
オレは45歳。
これから先もずっと阪神は
「優勝争いできるぞ」と信じた。
時は流れて(笑)・・・
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16年後の
いま現在「首位」ですがな。
オレは60歳。
阪神球団は
「電鉄の玩具」だった時代から。
いまや大資本の
「ホールディングス」の持ち物に。
「阪急阪神HD」の資金は潤沢。
やっぱり野球も「環境整備」で。
「編成力」がイチバンであることが
星野監督以来、
改めて思い知らされたのです。
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かつての久万オーナーは
1998年の秋のオフ。
野村克也監督の招聘に
大金を注いで
チーム編成には投資しなかった。
いうなれば久万オーナー。
「監督力」を信じていたのよね。
いうなれば(ボクも同じ)
「野球へのロマンティスト」なのよ。
「ケチ」と言われりゃ、それまでだけどさ。
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振り返れば昨年。
「阪神コロナ」が無けりゃね。
ホールディングスが問題視して
球団に介入することもなかった。
いや。
もっと、さかのぼればね。
あの村上ファンドが
TOBを仕掛けた2005年。
結果「阪急と阪神が統合」しました。
くしくも
讀賣グループの向こうを張る
いまや大資本球団になれたのだ。
現在の「首位」があるのは
先人の試行錯誤と紆余曲折。
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会社のユニホームは正しく着用。
お客様へのお辞儀は一秒静止。
HDの企業人として
当たり前のことを
当たり前にやる「凡事徹底」。
「基本に忠実」に。
日々愚直に淡々とやり続けて。
気がつけば
「あっ 貯金が溜まっとる」と。
これはボクら庶民が(地道に)
生計を立てるのと同じです。
仕事キッチリ!やってたらね。
ちゃんとした成果が出ますわ。