佐藤輝明の森下粉砕弾。

 

打球が異常です。

 

早いし、伸びるし。

 

 

 

 

中西太さんが指摘していた記事。

これには・・・

 

1)左肩が下がる。

 

2)右ワキが空いて、たためない。

 

3)軸足が崩れる。

 

4)やみくもに行く。

(内角直球を破壊しようと)

 

**

打席に入る前の佐藤。

 

よく見かけるポーズがある。

 

バットのフェース

返さないように

上に持ち上げる格好です。

 

サンズみたいに。

 

これつまり

 

ミートする瞬間を長く味わう。

 

バットとボールの「ディープキス」。

 

キスが「深く長い」と

その間にね。

 

背筋など全身の力が

より長くボールに伝わる

 

逆に。

フェースを返すと

「球離れ」が早くなる。

 

球離れが早いとね。

 

打球速度は速くなるが。

フライボールは失速するの。

 

フライボールを

ぐんぐん伸ばすには

「ディープキス」です。

 

早いスイングを心掛けたら

このディープインパクトは

味わえません。

 

バットに

ボールが密着・吸着するよう

 

これが

「佐藤輝明のイメージ」かと

ボクは思います。

 

打撃理論は諸説あります。

 

中西太氏は

それじゃ内角直球は

間に合わないよという意味。

 

でも軸足が動くのは

ディープキスには必要です。

 

追伸

 

夕べの森下のカーブを。

 

そのまま叩けば

よくて二塁打でしたが

 

佐藤はフェースを返さず

上に持ち上げて

スタンドまで運んでしまった。

 

しかも

前のめりの体勢を

軸足で調整して

「体幹の軸」を最優先!

 

佐藤の打撃は

「体幹」を上手に使っている。

 

技ありの一発でしたね。