甲子園歴史館のパネル展示。

お!なつかしのトーマス・オマリーやん。

 

思わず足を止めて見入ったのは

この画像にある「打法のメカニズム」ですわ。

 

 

打席の遠くに立ってのオープンスタンス

ワザと遠くから、クロスステップで「ねじれの位置」で叩く。

 

オープンスタンスから

クロスに踏み込むのは、鳥谷もそう。

 

このクロスに踏み込むとき。

「顔も開閉」してゆき「ボールを横目で」みることになります。

 

この効用は

「顔も下半身も閉じて」迎撃できます。

 

顔も下半身も開かない!

すると当然「背骨の回転」も防いでくれる。

 

オマリー氏の体勢は

一見「くずされた」みたいだが。

 

じつはシッカリと「背骨」が閉じているでしょ。

これから「爆発できる体勢」にあるんですね。

 

野球部の皆さん。

実験してみてください。

背骨が回転しないように

「顔も下半身も閉じたまま」でスインしてください。

 

速いスイングはできないけど

物体を遠くに運ぶ力感」が味わえるでしょう。

 

逆に。

顔も下半身も背骨も。

せーの!で同時回転してみたら。

回転速度だけで「力感がない」でしょう。

 

この「背骨ネジり方」を知ったうえで

スイングスピードを上げる努力をしてください。

 

オマリー氏は、打撃コーチも務めた理論派です。

氏は「ねじれの位置」で叩く、分りやすい見本です。

 

画像から。

顔が少しだけ開き気味かな?

でも、ズラされたときの緊急対応

この方たちは予め練習しています。

 

いつも「自分の形で打てる」とは限らないからね。