⑴
先日スポーツニュースを見ていたら。
清宮がファーストのファールフライを追っていました。
手を伸ばせば、捕れたみたいで。
でもそのフライの追い方をみて「やっぱり」と思いました。
彼のプレーを、実際に見たワケじゃないけど。
テレビで「甲子園での守備機会」をみて思ったことは…。
「両ヒジを伸ばすクセがついている」と
ボクはお茶の間でつぶやいていました。
フライを追う全力疾走でさえも、
両手は「ブラリ」で走っています。
これでは早く走れないし、瞬時に手が出ません。
ボクならこう言います。
守備の構えから「両ヒジを曲げる」ように。
「ボクシングポーズとってみ。低い目の」と。
「右手でジャブ打つ気持ちで、打者とタイミングを計ろう」
「右手で舵取りする気持ちでスタート切ろか」と。
両手が遊んでいては、
打球に走っていけないし、ゴロを捕る手も遅れます。
⑵
「喝」でおなじみの張本勲さん。
同郷のよしみで「中田翔」を熱血打撃指導とありました。
帰り際に中田翔に
「左足のツマ先を浮かせるなよ!」と張本さん。
「愛想笑い」の中田翔だったけど
このアドバイスは的を射ています。
「背骨をねじって打つ」は、ここで何度も書きました。
張本氏が言うのは。
打つ瞬間・・・前足ツマ先が浮けば
「背骨ねじり」が甘くなる。
フォロースルーでは、浮かせてもかまわないけど。
気持ちよく振り抜いてばかりいると、
ツマ先が浮くクセがつく。
それを心配して、帰り際にまで張本さん(微笑)。
「親父の小言と冷や酒は、あとで効く」から。