昨夜はテレビドラマ
「瀬戸内少年野球団」をみた。

あの故・阿久悠先生の実話。
名作なのに、ボクは初めて見た。



戦後まもない頃。

学校授業は、先生の指示通りに
「教科書を墨で塗りつぶす」作業から。

「是」としてきたことが突然
「非」となってしまうあの時代・・・。

あのシーンだけでも、見るに堪えがたい。
もし自分が「先生なら、生徒なら」と。

心に残ったセリフを書き留めたい。

元・甲子園球児だった「生き残り兵」が言う。

「戦争も野球も戦いだ」と。
「同じ戦いでも、戦争だけは二度としたくないもの」
「野球にはルールがある」
「同じルールで戦うから、勝者も敗者も納得できる」と。

子供らは「是」だったのが「非」と教わり
いま迷っているのではないか。

ここは「ルール」がある野球を教えてはどうかと。

こんな混迷の時代を生き抜いてこられた方々が
まだまだ日本にはたくさん全国にいらっしゃる。

この世代の方々「全ての方」を尊敬せなアカンね。

閉塞感の中で「イエス」を強要させられるのは
ほんまツラかったやろね。

その教育の一環として
「野球を使おう」というアイデアも凄いなと。

色々と考えさせられた作品でした。