バッティングは「回転運動」ですが
当事者は「直進運動」でスイングします。

バッティングは「回転力だけ」では不充分。

より長く「直進運動」すると
「正面衝突」も長く得られます。

それには「顔」を回転させない。
できるだけ「顔」を残そう。



メヒア選手の顔の位置にあるのは
「投球を横目で見ている」のです。

構えの時から横目で投手を見ます。
ラミレス選手の横目は、テレビでおなじみ。



ストライクゾーンに来るまで「横目」をキープ。
すると顔は回転せずにスイング。



日本では「正面から両目で見る」のが常識。

でもメジャーでは昔から
「クラウチング・スタイル」がありました。

これ実は、理に叶っているんです。



上体を本塁方向に倒して構えると
「顔の位置も傾倒」します。

顔が本塁に傾倒すると
「投球を見る景色」も変わります。

一度やってみてください。
景色が変わります。



見えるのは・・・投手だけでなく
「自分の打つポイント」まで見えるでしょ。
そこが「自分の仕事する場所」なんですね。

正面で投手を見ると
「自分の打つポイント」は消えますね。



打撃理論は十人十色です。

日本の常識ばかりにとらわれず
一度は「ボールを見る景色」を変えてやる。

景色を変えれば
劇的に開眼することもあるんです。

実験を繰り返し
自分の打撃フォームを作ろう!