まただいぶタイムラグになりますが
お正月休みに、これまたお遊びで作ってみた
ちょっとしたオーナメント。
Dimensional Stencil
すなわち立体ステンシル。初挑戦でした!
昔、ステンシル教室では学ばなかったし
日本のステンシル本ではその技法が
載っているものが見つけられず
洋書を訳しても、直訳のせいか、要領を得ず
何だか面倒くさそうでもあったので。。
ず~っとトライせずにいました。
今回作ってみたような単純なデザイン型なら
初心者でもとぉ~っても簡単に楽しめるかと思いますので
今日は立体ステンシルの制作工程をご紹介しようと思います。
(自己流なところもあるかもしれませんが。。汗)
まず、基本的材料は
こんなものとパレットナイフ(またはヘラのようなものであれば何でも)
とペイントを揃えます。
↓
普通スプレーのりというと
住友3MのS/N77とか55を思い浮かべる方が多いかもしれませんが
上のような¥100ショップのスプレーのりで十分です。^^
それと、ステンシル型に埋め込む、いわばパテを柔らかくしたようなクリーム
私はデコアートのテクスチャーマジック
というものを使用しました。
この手のモデリング剤は他にもいろいろありますので、
お好みのものでよいかと思います。
(ちなみに私はこれが一番シートを剥がす時の形崩れがなく使いやすかったので)
<前準備>
私の場合は、すでに白にペイントしてあった使い古しの板を使いましたが
木製素材であれば何でもよいと思います。
ベース塗りは、仕上げたい色の水性ペイント(ツヤ消し)、
あるいはトールペイントかまたはステンシルペイントで
一塗りしておきます。
1.
通常のステンシルシートは薄くて立体感が出ませんので
入手できない場合は
クリアファイル(¥100ショップだと10枚で¥100とお得です)等
を使って、好みのモチーフをカッティングします。
2.
1のステンシル型を中央にセットして
型がずれないよう何箇所かマスキングテープで固定したら、
スプレーのりをスプレーします。
回りがべたべたにならないよう、切り抜いた型のあたりにだけ
均一にスプレーして下さいね。
スプレーしたら、テクスチャーマジックをパレットナイフかヘラを使って
型に軽く押しこむようにして塗ります。
幅広のヘラで一気に塗り込まないと、所々均一さがない部分が出ますが、
それもまた一つの味になりますので、あまり気にせずに。
塗り込み終えたらシートを剥がしますが、
そ~っと真上に引き上げるような気持ちで剥がします。
3.
テクスチャーが完全に乾いたら
全体を好みの色(私の場合は白)にペイントするわけですが
テクスチャーマジックは2の図のように黄色なので、
一度塗りではこの黄色が透けて見えてしまうため
2~3回薄く重ね塗りします。
4.
ペイントがしっかり乾いたら、味わいを出すために
サンドペーパー(80番~100番くらい)で
フレームをサンディングします。
5.
また、溝に埃がたまったような風合いを出すために、
図柄の溝に細筆でオーク系のペイントを
グラデーションメディウムか、または水で薄めて
さ~っと塗って汚しをかけます。
オイルステインを薄めたのでも同じです。
濃すぎたと思ったら、ティッシュペーパーか布で軽く拭き取れば
自然な感じの汚れ具合になります。
ルームフレグランスやパフュームなどを
この裏に吹きかけて飾れば香りも楽しめます♪
ご興味のある方は作ってみて下さいな。^^
*なお、洋書の直訳を自分なりに解釈して行った過程なので、
「ここが違うよ」という方おられましたら
ぜひ、お教え下さい。(^^ゞ
♥ I wish you happiness in your Life ♥