疲れて浅い眠りに・・・

妖しき夢の数々(笑)


 テバルディが手招きをしてくれた ?
 アンナ・モッホやマリア・カラスではなく、レナーター・テバルディ・・・

 僕の年代でオペラに興味あるお方なら、当然、想い浮かぶ
ソプラノ歌手のみなさん。

 六十年以上前の中学生の前期、町にたった一軒の時計屋さんの片隅に置かれていたレコードコーナー。
(群馬県・草津温泉の設楽時計店)

 一枚の45回転盤のEPレコードが目にとまり、母にせがんで後日そのレコードを手に入れた。

 当時はまだ一般家庭のテレビジョンの普及率は、10%あるかないか ?
 東京からのダイレクトの電波が届く草津温泉では、旅館やバスターミナル等で早くから白黒テレビジョンはありましたが・・・


 親父の給料が二万か三万円の頃、テレビジョンを買う話が出て、オイラはステレオが欲しくて猛反発し、コロムビアのコンソールタイプのステレオを買ってもらった。
 まぁ、ポータブルのレコードプレイヤーも既に有ったのですが、ステレオの立体感と残響の余韻の響き・・・
 魅了されましたねぇ〜

 多分、一般家庭では一番乗りではなかったかと(笑)

 話がよれよれになりましたが、そんな中

 テバルディの
椿姫 は絶句でしたね。

 そのコンソールタイプのステレオを期に、ピーナツ・ハッコーの小さな花・カテリーナバレンテの情熱の花・ケイシー・リンデンの悲しき16才・はたまたペギー葉山の唄う・南国土佐を後にして・等など・・・

 ジャンルを問わず音楽に目覚めていった十代の初期。
 余談の余談ですが、悲しき16才よりA面のGoodby Gimmy 
Goodbyの方が今、この歳になっても唄える歌です(笑)

 そして今夜は・・・

空を押し上げて
 手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
 水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
 庭のハナミズキ

薄紅色の可愛い 君のね
 果てない夢がちゃんと
終わりますように
 君と好きな人が
百年続きますように

 夏は暑すぎて
僕から気持ちは重すぎて 
 一緒に渡るには
きっと船が沈んじゃう
 どうぞゆきなさい
お先にゆきなさい

 僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
 止まりますように
君と好きな人が
 百年続きますように

ひらり蝶々を
 追いかけて白い帆を
揚げて
 母の日になれば
ミズキの葉 贈って下さい
 待たなくてもいいよ
知らなくてもいいよ

 薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
 終わりますように
僕の我慢がいつか実を結び
 果てない波がちゃんと
止まりますように
 君と好きな人が
百年続きますように

 君と好きな人が
百年続きますように

        a men

    あぁ、そは彼の人か
花より花へ・・・

を超意訳すると
 一青窈さんのハナミズキが何故にか脳裏を掠めました(笑)

 これで目がカスミ明日の車の運転は危ないなァ・・・

 一応 まだ生きてます(笑)