① コンセプトが革新的かつ、明確にそれに沿った設計がなされている 革新的なコンセプトを基づいて、明確にそれを体現した車は人々を魅了する。

 

② その当時の最新技術を盛り込んでいる 

 

世界初の直噴エンジン搭載のメルセデスベンツ 300SL。 量産車初のミッドシップ、横置きエンジンレイアウトのランボルギーニ ミウラ。 日本初のスーパーカー トヨタ 2000GT。 量産車初のロータリーエンジン搭載のコスモスポーツ。 

 

…などなど 最新技術は、それを採用するまでの技術者の努力、失敗と挑戦、成功のストーリーは人々を魅了する。

 

 ③ その車がメーカー、ブランドの象徴的存在であること その車がメーカー、ブランドの象徴的存在であることは認知の面で非常に重要になる。

 

 日本で一番高い山は富士山。

 

古来より日本を象徴する山は富士山。 

 

しかし2番目に高い山(北岳)を答えられる人はグッと減る。

 

 アイコン的存在はカーコレクターの取集対象車両となる。

 

 市場の認知度 × 購買したい人=(買い手)&(潜在的買い手) となる。 

 

メーカーのフラッグシップモデル、アイコンは市場の認知の面では強い。

 

 

 

 

 

 

 

 ④ 生産台数の少なさと希少性の高さ 残念ながら上記条件を満たしても、量産数が多ければ、値段は下がる。 

 

あくまで中古価格は需給バランスで決定される。 古い車は買い手が減る→市場価値は下落する。 買い手を上回る希少性→生産台数の少なさ→価格高騰。 量産車であっても生産から10年で底値を打って安価という理由で、走り屋たち、見栄を張りたいヤンキーたち(笑)によって走り倒され、生産から20年程度たつと再評価されても優良の個体も減るので、価格は高騰する傾向にある。

 

 一般的に時系列でいうと生産から10年で底値、20~30年 例 ホンダ NSX ジャガーXJS など よくある例は技術的に優れていても、高価なスパーカーは不景気な局面で販売された場合、名車であっても生産台数が少なくなる傾向にある。

 

 例 レクサスLFAなど また、ブランドの新規参入、知名度不足により生産台数が少ないケースもある。

 

 近年ではメルセデスベンツ SLR、マクラーレン MP4-12Cなど。 

 

⑤ 実例と投資方法 実際に予算に限りがあるが、採算度外視でブランドが作り上げたスーパーモデルを選べばほとんど失敗することはない。

 

 フェラーリならラフェラーリ、エンツォフェラーリ、F50、F40 マクラーレンならスピードテール、P1 レクサス LFA みたいな、億単位の車に我々庶民が投資するのは現実的ではない。 

 

100万前後で投資するなら ザ・ビートル BMW Z4 がオススメです。

 

また詳しくは別の機会に、