ホームから電話があると、毎回何かあったのかとどきどきするびっくり

 

今回は、夜中に別の部屋の入居者の方が間違って母の部屋まで入ってきて母の部屋のトイレを使い、母が驚いて事務所へ言いに行った隙に、なんとその方が母のベッドで寝ていたという珍事件の報告でした。

 

ホームに入居されているご老人のことなので仕方のないことなのだけれど、なぜか母の部屋カギを閉めるという解決法を試したいという連絡だったので、過去、自宅で鍵の開け方や閉め方がわからなくなり閉じ込められたという妄想や、部屋に入れなくなったという妄想でマンションの隣人に迷惑をかけたり、私が管理会社と話したことが何度もあったことを伝えた。

 

間違って入ってきた方の部屋の鍵を閉めることは身体拘束になるからダメなのだそう。母の場合は比較的しっかりしている本人に承認を得られるので身体拘束にならないらしい。

 

前にも母がお腹が空いてひもじいと嘆いていた日々に、母の仲の良い入居者の方が入院後退院したが食べ物の制限が出来てしまったので、母がその人にあげないようにお菓子等を事務所に預からせてほしいと言われてたことがあって、その際も私は違和感を覚えたので、母には何の制限もなく、むしろお腹が空いてひもじい思いをしているのになぜ母が我慢せねばならないのか?特に母はホームのスタッフに物を頼むのが苦手だし、預けてあることを忘れてしまう可能性も大いにあるのに、と伝えた。

 

共同生活なので多少は仕方ないが、問題になる方には何の変化も努力も求めず、母にだけ変化や努力を求めるのはおかしいと思うのだけれど…。

 

今回、母の閉じ込められる、または入れなくなったという妄想があることを伝えた結果、母の部屋の鍵をかけることはとりやめになり、侵入してきた方のトイレ介助を夜中にもして下さることになった。それで解決すると良いのだけど…。

 

そして怖かっただろうなと思い、母に電話をしたら母は「入ってきたのは間違ってじゃないわよ、わざとよ。」と言ってた滝汗
妄想性障害ですからね、そういう考えになりますよね…笑い泣き

 

今回の私の判断が正しいかはわからないので、様子を見ながらその方の侵入が再度あったらもちろん、母の気持ちも収まらないようだったら母の部屋のカギをかけることも検討しようと思います。