パピが亡くなったのは・・・19歳・・
息子が・・6年生・・くらいだったかな・・・
あの時・・熱心に・・庭の片隅に・・お墓を掘ってくれたなあ・・
とっても・・ 嬉しかったよ・・
そばに・・大輪の薔薇の花・・エデンローズが3輪咲いていて・・
その花びらは・・充分な・・パピのベッドになった・・
下に敷いて・・上に被せて・・
雨戸を閉めてくるから‥待っててね・・
そう言って‥雨戸を閉める間に・・パピは・・去ってしまった・・
可愛くて‥自分を犬さんだなんて‥思ってなかったに違いない・・・笑
亡くなって・・30年近くが経つけど・・
目が覚めた時・・1度だけ・・パピの匂いがしたことがある・・
今回は‥25年ぶりくらいの‥2度目の登場・・
そこは・・草むらのある広場に・・子供たちと・・
おばちゃんは・・パピを抱っこしたまま・・
荷物を運ばねばならず・・下ろせないでいる・・
おや・・
草むらの中に‥おけいちゃんの家があるみたいなんだけど・・
古い‥小さな神社さまになってる‥中にはいそうう・・
パピは突然走り出す癖がある・・・
そりゃあもう‥速くて・・速くて‥一目散に・・・
昔・・そんなこととは知らずに・・
小さな子供さんを連れて・・公園に行った時・・
パピは走り出した・・・・・
道路を真っ直ぐに走り・・
突然・・きゅっと・・曲がっていった・・もう無理・・・
よちよち子供さんの手を・・放すわけにはいかないし・・
そこに・・
遅れてきた・・幼稚園ぐらいだった息子がいて・・
何故か・・偶然に・・捕まえられた・・・
ふうう・・びっくりしたよ・・
パピは‥迷い犬さんで・・
お向かいの家に・・知りませんか‥と探しに見えていた・・・
お水も飲まなくて・・と困ってらした・・・
おばちゃん達は‥
修学旅行の帰りの娘を・・迎えに行くとこで・・
家を出ると・・よろよろっと・・その犬さんは・・おばちゃんの方へ・・
折しも・・
修学旅行から帰ったら‥犬さんを飼おう・・と・・
すでに・・図書館から・・沢山の犬さんの図鑑も借りてきて・・
ほぼ・・飼いたい犬さんも決まっていた・・
結局・・
警察と・・保健所に連絡して・・暫くお預かりすることに・・
2か月後・・警察のお方がやってきて・・飼ってもらえませんか・・と・・
パピの耳は大きく・・蝶々みたいで・・パピヨンから・・
歯は歯槽膿漏で・・少なかった・・・
お腹には・・お産の跡があって・・
その後・・・病院に連れて行って・・検診してもらったら・・
7歳くらいかなあ・・と・・
1度・・銀行に連れて行ったら・・
ご案内の親しいお方が・・・知ってる人の犬さんかなあ・・・
転勤になられちゃった・・と・・
数えきれない・・沢山の思い出が・・あるなああ・・
本当に楽しかった・・ ありがとさーーん・・
お稽古に見えていたお方が・・
パピちゃんは・・おばちゃんの・・お婆ちゃんみたい‥と仰ってた・・
お稽古中は・・
私の横で・・眠っていた・・ いびきをかきながら・・笑
低い本棚を挟んで‥座っている生徒さんは・・
よく驚いて‥何の音・・?・・って聞かれたものだ・・笑
何も飼ったことのないおばちゃんだったけど・・
パピは懐いて・・おばちゃんの横には・・baby布団が敷かれたよ・・
しかし・・
朝になると・・おばちゃんの掛布団の上の・・足元に・・
ひたすら抱っこしてる夢だったけど・・
なんだか・・嬉しい・・
人間になって生まれておいで・・・・
そう言ってたから・・娘のとこに生まれて来たかと思ってたよ・・
でも・・最近‥忘れちゃってた・・
思い出してほしかったのかな・・
最近 思い出してくれなかったじゃん・・
そだねえ・・ ごめーーん・・・
最近することが多くて‥毎日がやっとかっと・・・
年も取ったしねえ・・ 仕方ないわん・・
大好きだよ・・
あの頃・・来てくれてありがとう・・
子供たちも喜んで・・ほんとに楽しかったなああー・・
もうちょっと 幼馴染と遊んでてね・・