まああ・・随分と早くにこの世を他界して・・
貴方と会うことはできませんでしたね・・
ワタシが生まれた時には・・母の夢枕に立たれたとか・・
母が私を差し出すと・・すうーっと・・
私の子供時代・・父のことを・・あまり聞いたら寂しがってるのかな・・
心配をかけるのが嫌で・・あまり聞かなかった・・
そうやって・・大人になったのに・・
ふと・・息子が誰に似てるか‥の話になったら・・
次女が・・私のお爺ちゃんじゃない・・と・・
確かに‥よく似ている・・笑
それに・・彼女の詩が・・過去に・・賞を・・
その詩には・・父のこと・・
貴方がいたから・・私たちはここにいる・・みたいなことが・・
いきなり・・父の存在が‥一気に浮上・・
口にしてもいい時には・・良く知らなかった・・色んなことを・・
そりゃそうだ・・何も聞いてはいない・・
疎遠だった父の実家から・・若かったお写真をもらい・・家に飾ったら・・
父は・・案外・・すねていた・・
ふん・・今頃・・と・・ばかりに・・
やっぱり・・若いね・・笑
母が亡くなり・・大宰府に納骨堂を買い・・・
父の実家の方に連絡して・・父の骨をここに入れたい・・そう思って電話した・・
しかしながら‥お墓は新しくなっていて・・50年以上の骨は・・もう・・
ああ・・そうだったんだ・・
そう思いながら・・仏間の父の写真を眺めたら・・
父は泣いていた・・・
28で亡くなった若いお写真の父は・・泣いていた・・・
やっと‥思いが通じたような気がしたよ・・
親のことを・・思わない子供はいない・・
子供のことを・・思わない親も・・・