伊勢正三

 

涙が心の雫なら

こみ上げる時の通り道を

また1つ君の胸に

作ってしまいそうな夜

ほんのきっかけが欲しいのに

その一言から戻れるのに

そう 君が言えば

僕も変われる

身勝手な言葉がよぎる

 

何時間君の胸に閉じこめたら

その言葉は微笑みになるの?

これ以上僕の胸に閉じこめたら

この言葉は「さよなら」になる

 

君を傷付けた僕だけが

君を癒せると気付いた時

めぐりめぐる愛は時に煩わしさのためにある

何故君と出会う その訳を

偶然のかけら拾うわけを

僕は遠い記憶の中に

君を捜していたかもしれない

 

何時間君の胸に閉じこめたら

その言葉は微笑みになるの?

これ以上僕の胸に閉じこめたら

この言葉はさよならになる

 

何時間僕の胸に抱きしめたら

君は優しく目蓋を閉じるの?

何時間君の胸にうずもれたら

君とはじめて出会えるのだろう




1993年、伊勢正三の8thアルバム

「海がここに来るまで」

ラストに収録されている曲です。

同世代でも知らない方が多いのかな!?

アコースティックギターが切ない名曲です♪

かなりジーンとくるものがあるんだ。

最近は車でウォークマン繋いで聞いてる‥

いや、1人運転しながら歌ってる。

観客はハロちん♪

何故かジッと見ててくれる(笑)

カラオケあるなら歌ってみたい♪