『大阪市議会はすでに政治的多様性がかなり小さい。行政区の規模が小さく1区あたりの定数は3・375人と政令指定都市中、最少。半分以上が2人区、3人区です。指定都市全体の平均が7人台ですからざっと半分です。逆に議員1人当たりの人口は横浜、名古屋に次いで第3位で約3万3000人。大政党に極めて有利な選挙制度になっています。
議会・議員には行政のチェックや多様な民意の反映など重要な役割があり、複数の議員による公開された場での自由な議論が不可欠です。定数削減はこれに全く逆行しています。今でも大阪市は大阪維新が過半数を占めており、同じ維新幹部の市長をチェックできるとは考えられません。』(しんぶん赤旗5月27日号)
ていうか、もちろん市議会の漫然たる論戦を見ていると、チェックできるはずもないことはわかるんだけど、どだい、議会の審議の在り方、選挙の在り方を含めてしっかり議論を進めていかないと。定数や報酬削減だけが議会改革であるかのようなもって行き方は、全然おかしい。国勢調査に基づく格差是正を口にするでもなく、とにかく定数を削減すること自体を目的にして、突進するのは異常としかいう他ない、というか民意をゆがめるだけだ。
ホントにこんな悲惨な儲けることばかり考える団体が議会でござい、というのでは情けない、というか、経済的に弱いものが潰される。だけではない、文化も何も潰される。
しっかり関心を持ち、問題点を積極的にアピールしていきたい。
今日も元気にやりましょう