こんにちは

あーちゃんです(^^)



昨日告知しました通り、本日公開

囀る鳥は羽ばたかない
The clouds gather

観て参りました!






昨日いろいろ言いましたがこれはもう

作画がどうのとか尺がどうのとかではない。
作品力がすごい。
そして
新垣樽助という人の
役者力が凄まじい。



この映画を観た人、これから観ようとしている

人の大半は原作ファンだと思うので作品の

内容については割愛しますが、作品の雰囲気

としては「ヘルター・スケルター」とか

「マリー・アントワネット」のような

波乱万丈な人生の栄枯盛衰を描いたような、

矢代という人物の人となりと一生涯を描いた

ような作品になっています。

※矢代は死んでません。笑
(でも万が一原作を知らずに観た人がいたら死んだと思うかも…)

なので矢代以外の人物は半ばモブと

化していたかも…。笑



冒頭で作画がどうのではないと述べましたが

この作品は改めてセリフやモノローグでの

言葉のチョイスが秀逸だなと感じました。

そしてそれを音声にする役者陣、とくに

矢代役の新垣樽助さんがとにかく素晴らしい。

彼のお芝居を賞賛する言葉をうまく見つけ

られないのですが、最後のカット、最後の

セリフまでわたしは無意識に矢代の声に

集中し耳を傾けていました。


ドラマCD一作目から矢代を演じ、

もしかしたら、ヨネダコウさん以上に

矢代という人物と向き合ってきた人かも

しれませんね。


演じているのではなく、もうその人そのもの

なのです。

本当に素晴らしい。

アカデミー賞の主演男優賞をあげたい

くらい。笑





そして気になっていた客層は20代~40代の

女性が大半で、特に若い子がけっこう

多かったかな?という印象。

だけどわたしの前に60代後半か70代前半の

白髪のおじ様がいらして驚きました!

奥様か娘ちゃんに連れてこられたのかな(^^)

まさかの原作ファン?


どちらにせよ、R18が付いただけあって

割と性描写は多めなので友達や家族と一緒に

観るとちょっと気まずいかも。笑



だけどもちろんエロいだけじゃなくて時折

クスクスと笑いがこぼれる描写があったり、

一転、心臓をえぐられるような切ない

シーンがあったり。


わたしのとなりにいた若い女の子、途中から

ずっと泣いてました。





矢代の根幹にある孤独や虚無感がこの作品の

軸になっているわけですが、きっとそれって

常軌を逸した彼の人生が成すものでも何でも

なくて、誰の中にもあるものだと思うんです。

だからみんな共感し、同情する。


みなさんはこの作品を読むとき、

誰の気持ちに寄り添いますか?

矢代に共感しますか?

それとも影山のように同情し矢代を

見守る気持ちですか?

わたしは前者です。

だけど共感しているとはいえ、矢代が感じて

いるもののすべてを理解してはいません。

おそらくその正体は矢代自身もわかっては

いないのではと思います。


だからこの作品の結末をあれこれ想像しては

みるのですが、本当にどうなることか

わからないですね。


ずっとこの作品の考察ブログをやりたいと

思っているのですが…今年こそ……

できたらいいな。笑




長々と書き連ねてきましたが、

エンドロールのあとにとある映像が

流れましたね!

公式HPでも発表しているので書きます!





第2章
囀る鳥は羽ばたかない
The storm breaks

製作決定〜〜!!!✨✨




すごいですねー。

まだまだ長生きしないといけませんねぇ。笑

楽しみがあるのは良きこと。



ということで締めます!



皆さんの感想もぜひ聞いてみたいな(^O^)

特にあのおじ様の感想を聞いてみたいな。笑





あーちゃんでした〜。