こんにちは。

前回ブログを投稿したのが去年の9月だったので

それからもう9ヵ月程が経ちました。

この9ヵ月の間もちろん色々なことがありましたが

本当に忙しい毎日に追われて、ブログや動画にあてる時間がありませんでした。

今回ようやく時間がとれたので、現状報告も含めて

色々お話ししたいと思います。


まず何よりこの9ヵ月の間で一番の出来事は、

父が他界したことでした。

あまりに突然の事だったので、この事実を

受け入れるのに随分と時間がかかりました。


父から教わったもの、頂いたものは数えきれなくて

計り知れません。

仕事も含めて社会人としての僕があるのは

間違いなく父のおかげでした。


父が亡くなって1ヶ月は毎日泣いてました。

場所を問わず人がいようがいまいが、父を

思い出すだけで次から次から涙が出ました。


命を、生と死ということを生まれてきてはじめて

真剣に考え、また、身近に感じた時間でした。


父には感謝しかないです。


どこか別の世界で父がもしかしたらこのブログを

見ててくれてるかもしれないので、父に一言だけ

言わせてください。


おとん、今までほんまにありがとう!!!



前回のブログから現在まで、首の状態はほぼ変わらずです。

針治療も今は行わず、日常生活はジストニア発症以前の生活とほぼ変わらなくなりました。

症状としては、基本的には正面を向いているのですが、左を向いたあと、また正面を向き直す、という動作はできないです。その場合はやはり、手の補助が必要になります。

それでも日常生活が普通に出来るようになったので、それまでろくに仕事が出来なかった分、今は

取り戻すために、休む間もなく働いてます。

疲れ果ててヘトヘトになる毎日ですが、思う存分働けることがどれだけ幸せなことなのか、毎日噛みしめながら頑張ってます。


ジストニアが完治したわけではありません。

いまだに少なからず症状はあるし、いつ悪化するかもしれません。

僕としては、なんとなくですが、これからもずっと

ジストニアと共に生きていくんじゃないかな、という気がしてます。

謎が多いこの病気。

ただ一つだけ言えることは、たとえ悪化したとしても、また仕事が出来ない体になったとしても、

僕は 「生きている」 ということ。

いつか僕にも父と同じように死が訪れる日がくる。

生命の宿命

でも、今は生きてる。

首が激痛で起き上がることが苦痛だったあの日も

ちゃんと生きてた。

生きてるなら可能性は0じゃない。

乗り越えられる可能性は生きてる限り無限にある。


父が命をかけて僕に教えてくれました。