那須高原で今、一番人気のないと思われる、エミール ガレ 美術館

 

グリーンライン沿いの大きな看板と広い駐車場が目に留まりますが、

隣のトレジャーストーンは駐車場がいっぱいなのに、ガレ美術館に車はなし。

 

一度は入って見ないと、人気のない理由が分からないので、割引の前売り券で行って来ました。

 

日曜日の午前中でも、来館者は一組のみでした。

 

左の大きな建物がショップで右の建物が美術館

 

ドアーを開け、チャイムが鳴ってから係りの人が出て程、来館者が少ない。

 

この先のショップと美術館は撮影禁止です。

 

日本の美術品が初めて海外に紹介された、パリ万国博覧会。

明治維新の一年前の事です。

ガリのガラス美術品もこの万博から出品され、認められるようになった。

ガリも日本の浮世絵に大きな影響を受けた一人でした。

 

 

150年以上前の見事なガラス美術品は、一見の価値はあります。

また、デッサンもすばらしい。

 

15年前に、皇太子ご夫妻が来館されたころは人気があったのでしょう。

 

人気が薄れた最大に理由は、美術品よりガラス製品の販売が主力な事です。

 

スワロフスキークリスタルやボヘミアングラスなどは、東京のデパートで買えるので

 

わざわざ那須で高級ガラス製品は買うでしょうか。

 

ショップを縮小して、カフェを始めた方が美術館らしくていいでしょう。

 

 

昨日は、日中穏やかでも気温は低め。

 

 

夕日がまぶしい夕方散歩でした。