時間が足りない。

自分のやりたいこととは何だろう。世界をぐるっと旅してみたい。映画をたくさん観たい。サーフィンをやってみたい。山に登りたい。写真を始めたい。電車でゆっくり日本を廻ってみたい。思いつくものを挙げればキリがないほど、やってみたいことがたくさんある。

自分のやりたいことは、いつできるだろうか。今は貧乏学生だ。学校を疎かにするわけにはいかない。学生時代はバイトに明け暮れた、なんていう人もいるが、親にお金を出してもらって学校に通わせてもらっている以上、学生の本分は第一優先事項なのだ。それでも空いている時間に稼げばいいのでは?となるが、私は人よりキャパが小さい。前に、詰め込めるだけシフトを詰めたときは1週間でぶっ倒れた。これが私の限界なんだな、と実感した。無理はしたくないので、今稼ぐのは無理だ。

就職したら?それこそ時間の自由が利かなくなるような気がする。そこは実際に就職してからでないと分からないところだが、まあ、世界廻ってくるのでお休みします、とはいかないだろう。

退職したら?50代を過ぎ、若い頃のように動けなくなってしまうのでは?私は老いが怖い。今の、20歳の体力、感性のまま、色々なことがしたい。色々なことを経験して感じたことで、自分という人間性を形成したいのだ。
重ねて、長生きをしたくない、というのも時間が足りない原因だ。自分の身内にはそれはもう長ーくあと100年は生きていてほしいのだが、こと自分となると、せいぜい60歳くらいでころっと逝ってみたいのだ。しかも、楽しく。「ばーちゃん、楽し~く生きてコロッと死んだね~」なんて、そんな話を聞きながら送り出されたい。なんなら、お祭り気分なお葬式でもいいかもしれない。楽しいし。宴も酣、参列者のテンションも最骨頂になった瞬間、大音量でスター・ウォーズのテーマが流れ始め、私のお棺がぐぐっと立ち上がり、斎場の天井がゴゴゴッと開く。司会の方の「ででどんさん、打ち上げです!」の声で予めお棺に取り付けておいたロケットに着火、そのまま私が大量の煙を吹き上げお棺ごと宇宙まで飛んでいき、大気圏突破の知らせと共にみんなに万歳してもらおう。NASAが打ち上げ成功したときの指令室みたいな感じで。

なんの話だっけか