家族揃って病院生活が長いといろんな看護師さんやスタッフとの出会いがある。
息子に関しては5件の病院の中身を見て来た
母は今の所3件、これからまたお世話になるところが増えていくだろう
勿論、病院の方針や体制で看護師さんのやり方も全く違うのだが・・・
余裕があり、中間系の看護師さんが多いところは患者への接し方もマメである。
声掛けや笑いが飛び交っていて家族の私たちもホッとする
慣れていて年配系の看護師さんが多いところは細目に動いてくれず、
私たちからのお願い事などがしずらかった・・・
これは、私が個人的に感じたことなどでみなそうとは限らない。
今、母は急性期の病院に入院している。息子が入院していた同じ病院だ。
三年前の時の看護師さんとは半分も顔ぶれが変わっている。
一年目の新人さんが殆ど辞めていなくなった。あとは結婚退職などだ。
息子の時はとてもよくしていただいたから、今までの病院のなかで一番良い看護師さん
ばかりだと思っている。忙しい中、息子の便をかき出してくれたり、洗髪してくれたり・・・
声掛けもたくさんしていただいた。退院の時は寂しくて悲しかった
でも、今の母が入院している状態を見ると目に耳につくものがある
母の隣の患者さんが失禁でパジャマの交換を看護師さんひとりでやっていた。
カーテンの中でごちゃごちゃと溜息をつきながらやっている・・・
私の足元に患者さんのパジャマが落ちていた。病室は尿の匂いがする。
よく見るとオムツも床の上に落したままだ
そして終わったとたん患者さんんに向かって「あ~、疲れた。もう大変やった」
おばぁさんは「私も疲れた」と言ったが「私も疲れた」と若い新人看護師が訴えている
次の患者さんの所へ行き業務を始めたが、私は床に散らかっているものが気になって
しょうがない。母のとこに匂いが充満している。
「すみません、これ片付けてくれませんか」と私は言ってしまった・・・
母のテーブルの上にも母のパジャマのズボンが裏返しにポンと置いてあったから
きっとこの人なんだろうなって思った。
忙しそうにプンプンとしばがら看護師さんは片付けていた・・・
みんながこんな感じの看護師さんてわけではない。笑顔で「今日はこうでしたよ~」
って話をしてくれたり、手を振ってくれたり良い人はたくさんいる。
急性期病院の忙しい体制は新人看護師には辛い体験なのかもしれないね。
先週までは学生の研修生が毎日患者さんについてお世話をしていた。
母についてくれた学生さんはとても明るく優しく良い子だった
息子にも挨拶をしてくれて、きっと素敵な看護師さんになれるだろうなぁ~
今、母の次なるステップへの施設見学をしている。良い施設や病院選びは、
あいさつ、電話の応対、施設の中の匂い。笑顔がある雰囲気
あとは、母が一番過ごし易い居場所を探してあげたいと思う。
毎日関わり会うスタッフと良き関係でいたいものだ