夜、早く寝て朝までぐっすり眠ると息子は朝の目覚めが良く機嫌が良い。
しかし、寝つきが悪く朝無理やり起こすと機嫌が悪い。
今朝も、なかなか起きてくれなくて困った。
パンチが飛んで来ると、少し時間を置いて気持ちを落ち着かせる。
何とか、着替えを終わらせ車椅子に移乗させて朝食の時間。
息子 いや、俺こんなの食べん。
母親 作ったんやから、ちゃんと食べて。
息子 いいや、食べん。味噌汁だけでいい。
母親 食べないなら、薬も飲めないよ。
息子 いいよ、薬も飲まん。
母親 痙攣が起きて、病院に入院になるよ。
息子 いいよ、入院する。
朝から大喧嘩だ。一度言い出したらきかない。
私も、このままわがままは許さないと思いしばらくほっといた。
今日は朝から訪問マッサージの日。朝食も食べないままだった。
マッサージが終わってからまた、バトルが始まった。
母親 食べないならお父さんに電話するよ。
息子 いいよ、もう痙攣は慣れたし怖くない。
とりあえず、父親に薬を飲まない事を伝えた。
息子 わかった、食べるけん用意して。
母親 全部食べてよ。好き嫌いしたらいかん。
息子が食べたくなかったのは、朝から白ご飯ではなかったからだ。
ご飯の上に、鶏そぼろと玉子とオクラをのせていた。
でも、全部食べてくれた。食べ終わってから・・・
息子 朝は白ご飯じゃないといややけん。
母親 わかった。今度から白ご飯にするね。
夕方、父親が帰って来ると直ぐに・・・
息子 お母さん、朝からごめんなさい。ごめんなさい。
母親 いいよ、もう朝謝ったじゃん。
父親の夕食の準備をしている間にガツンと一発怒られたようだ。
息子にとって父親は怖いのだろう。元気な時はよく喧嘩していたけど・・・
でも、好き嫌いはさせない。これからは、もっと厳しくわがまま言わせない。