東日本大震災から10年が経ったんですね

 

この10年という年月をどう感じるかはきっと

人それぞれだと思います

 

 

 

ただ、今年に入ってようやく福島第一原発の4号機から

全ての燃料が抜き取られたと聞きました

 

4号機とは、比較的被害の少なかった原子炉だそうで

それでも10年という年月が必要だった事については、きっと誰もが

『まだ?』と感じたんじゃないでしょうか

 

 

震災後、再び人が生活出来るようになるのには

100年くらいかかるって誰かが言ってたけど

残りの原子炉から全ての燃料を取り出すだけでも

きっと何十年もかかるんでしょうね?

 

 

人が創り出したものをコントロール出来なくなる

まさにナウシカの巨神兵のよう

 

 

 

 

 

今このコロナ禍に於いて、あの頃の事を振り返るのには

何か意味があるように思います

 

電力供給が追い付かず、計画停電なんて事が行われて

文字通り街は暗く静まり返ってました

 

 

何となく飲んで騒ぐこともはばかるような雰囲気で

ひっそりと集まって静かに飲んでたような思い出があります

 

 

テレビのニュースに映し出されるのは

白い防護服に身を包んで、見えない放射線と戦う人々

 

 

聞きなれない単位で伝えられる今日の線量

 

 

 

 

 

どれもこれも、現在とすごく似てると思わない?

 

 

 

 

 

あの頃はこの国の電力供給に関心が高まって

再生可能エネルギーなんて言葉も多く耳にするようになって

何か、大きな転機になり得る空気だったように感じてたけど

いま思うとどうなんだろね

 

太陽光で携帯の充電をしてみたり

使わない時はコンセントを抜いたりしてたけど

今でも続けてる事って少ないもんな~あせる

 

 

 

 

 

 

2度目の緊急事態宣言が解除されて

ワクチンの接種も始まって

少しずつだけど出口が見え始めて来たと思うけど

 

新しい生活様式とか、新しい働き方改革とか

言葉だけは定着しつつあるようにも見えるけどさ

 

やっぱり日本人は満員電車に揺られて会社行って

紙の資料にハンコ押さないと仕事した気になれないのかな宇宙人くん

 

 

 

 

たしかに誰にも遠慮せずみんなで飲みたいし

何も気にしないで映画館にも行きたい

コンサートだって行きたい演劇

 

だけど、全部が全部

元通りに戻らなくてもいいんだよね?

 

 

 

今だったら、ゆっくり歩きながらのお花見でいいし

お店がやたらと衛生的なのもありがたい生ビール

 

プロ野球の鳴り物応援も個人的にはない方がいいし

週末の夜のタクシーも少ないままでいい

 

夜の遅い時間まで娘を塾に通わせるくらいなら

リモートで受講してくれた方が安心(娘なんていないけどてへぺろ)

 

 

 

 

でもホント

これからどうなってくんだろ?

 

 

懸念ゼロなら~

オリンピックだって楽しみしか無かったハズなのにな~