11月30日に移転して、現在の西小岩三丁目にある

新しい場所で、心機一転、リニューアルオープンしました。

2011年11月30日に造血幹細胞移植をしましたので、

その7年後に決めたのですが、オープン直前と直後と

度重なるアクシデントに見舞われ、少し落ち着きました。

 

開業当初はベンチャースタートだった事や、わずか3坪の

小さな秘密基地で闘ってきましたが、今回は少し広くなり、

また、商店街立地の場所にあるので、目印を作りたいと

思ってきました。

 

今までは看板や暖簾も出さないで来ましたが、近隣の方々や、

これから出会う方々にここは何屋さんなのかをご理解いただけるように

暖簾の作成を思いつきました。

 

半年前、朝大学テレビ様の番組 日本酒LOVERの撮影を機会に

知り合った女性書家 桃秀(とうしゅう)さんと知り合いました。

ちなみに番組詳細はこちらです。

 

朝大学テレビ様 日本酒LOVER 番組詳細

 

桃秀さんの想いとしては、日本酒に出会い、夢中になれた

日本酒業界のお仕事に、書家として何か携わりたい、

形に残したいという想いがあったので、過去、様々な

日本酒ラベルについての話で盛り上がり、何パターンか

書に託し、その中からこの文字、こちらのこの文字を

セレクトして、決めた話をさせていただきました。

 

いつか、そうした作業にも携わりたいという想いを持たれ、

その後しばらくして、革命君のロゴを作成したいと依頼が

ありまして、自分も前向きに検討していたのですが、

その頃、自分の両目の調子がよくなく、致命的だったのは

右目の白内障でした。

 

全然字を見ることが出来ないので、81日に行った

白内障手術を終えてから、時間のある時に目を通して

漠然とロゴを考えておりました。

 

眼の治療がひと段落してからでないと、仕事に復帰出来ない。

この状況が落ち着きそうなときに、今の場所への移転を

考えて、実行に移しました。開業してからずっと、もう少し

広いスペースに移転して酒屋をやりたいと思い続けて来たので、

9月中旬以降はずっと移転に向けて行動してきました。

 

そして、ロゴではなくお店の暖簾として使えないものかどうか、

桃秀さんに話を持っていき、再び何パターンか、書いていただき、

11月に入り、本格的に暖簾の文字、暖簾の作成に力も入り、

先日、ようやく完成しました。

 

 

 

桃秀さんの想い、日本酒業界に携わる仕事に自分が書いた文字を

カタチに残したい!という想いを、革命君の暖簾がデビュー作です!

 

そう、誇ってもらえるように、配色や寸法の細部にいたるまで、

暖簾制作会社の方にも何度もアドバイスをいただき、出来ました。

 

革命君の屋号の由来は、闘病して変わってしまった自分の

運命を変えたいという想いから出てきたものですが、名刺には

小さな酒蔵応援団としてサブタイトルを記載しているものの、

暖簾にすると入りきらない為、シンプルに自分の生き方としての

酒屋、の二文字にいたしました。

 

配色に赤を持って行ったのは、戦国武将の【赤備え】を参考に、

しました。闘病してからずっと、生きる為に前に進むしかない、

その想いで全力疾走してきました。この気持ちはこれからも

続いていきますので、赤の暖簾にしようと決めました。

 

まだまだ体調がベストではないのですが、移転したらその先で

日本酒を通して新しい出会い、繋がり、広がり、が出来ればと

思いました。その為、秘密基地の内部はスペースを広くしました。

 

 

 

自分一人で切り盛りしているので、対応出来ない事が多く

ありますが、コツコツとこれからも酒屋として歩んでまいります。

 

左目の方はほぼ失明状態ですので、右目しか使用して

いないものですから、中々自由が聞かないのですが、

引き続き、精進していまいります。

 

 

〒133-0057

江戸川区西小岩3丁目35-7

西小岩三丁目店舗B

革命君 

営業日 不定休 14時から20時