お蔭様で、自分一人の小さな酒屋「革命君」も

開業して三年の壁を越える事が出来ました。

今から約3年前に酒類販売業の免許を取得して、

以来、無我夢中で突っ走ってきました。

 

自分一人の酒屋とは言いつつも、関係者の皆様の

お力があって成り立つものですので、全ての方々に

厚く御礼申し上げます。

 

長く続く闘病生活で資金の余裕もなく、治療を続けて

行く為に始めた、一か八かの勝負でした。

今は昨年の夏から白内障になり、ずっと今も悩まされてます。

左目の白内障手術は今年の6月に行い、成功したものの、

予後につきましては、眼球の傷、角膜の炎症が続いていて、

医療用コンタクトレンズを左目にはめた状態で、生きてます。

 

医療用コンタクトレンズを新しく交換、もしくは洗浄した後は

一週間くらいはまだ視力も視野もいいのですが、それを過ぎると

だんだんと濁ってきてしまい、その状態ではデスクワークも

ルーペが手元になければ、なんにも見えません。

 

右目の方も、癌性疲労もあるのか、明るい光が乱反射して、

例えばコンビニさんや家電さん、ドラッグストアさんなどの

明るい照明の店舗に入ると、まぶしくてよく見えない状況です。

お財布のお釣り銭もひどい時には全く判別できません。

 

また、口腔内においても皮膚の粘膜障害は続いていて、歯周病、

歯肉炎とも闘っております。目と口腔内に関しては、骨髄移植後の

晩期障害として残る慢性型のGVHD(移植片対宿主病)が

原因となっております。

 

今でも、月に4日~8日は平日に通院しているので、酒屋の仕事も

限られた日にちで、限られた時間の中で、自分の体調が良い時で

なければ、仕事が出来ないストレスのたまる展開ではありますが、

このような状況を受け止めてお付き合いくださる関係者の皆様、

酒蔵さん、飲食店さん、お客様に感謝です。

 

いつかは店頭販売も視野に入れた酒屋にステップアップしたい想いも

ありましたが、現在の宅配のみに集中するスタイルでコツコツと

継続して、現在の自分が好きな日本酒を醸して下さる酒蔵さん、

想いを共有してくださる飲食店さんと共に、歩んで行きます。

 

出来ない事が多すぎることは、スタートしてからずっと感じています。

少しでも出来るようにやっていく為には、今も続いている闘病の日々と

闘いながらになりますので、出来る事を正確に行っていく事で、その

精度を更に上げて行きたいと思うようになりました。

来月の11月30日で、骨髄移植後6周年となりますので、

無事に突破して、骨髄移植を経ても頑張って仕事をしている事を

ちょっとずつでも、広げられたら大変嬉しく思います。

そうした想いもあって、自分に大きな夢を託してくださった

日本酒です。

 

ロ万 Revolution 純米吟醸 生原酒

「ロ万」醸造元 花泉酒造様のお力添えもあり、デビューして

二年目の商品になります。一緒にロ万シリーズを応援してくださる

飲食店様のみにお渡ししている商品ですので、飲食店様限定酒です。

生産量は限られた本数のみですが、もし飲まれる機会がございましたら、

宜しくお願い致します。「もっと日本酒が好きになる!」

気持ちを託し、限られた中での最大限の愛情を込めました。