3年前の今日、2019年7月28日、横浜アリーナでダイスケ沼に思いっきり落ちました。

~氷艶hyoen2019-月光かりの如く~ 楽日の昼公演でした。

 

それまでは、髙橋大輔選手のスケートが大好きだったけれど、テレビで観るだけのお茶の間応援隊員だった。大ちゃん以外のスケーターのファンになることはなく、かと言って試合やアイスショーを観に行くことはしなかった。その頃は、時間もお金も相当B’zにつぎ込んでいましたから、色んな意味で余裕もなく…という感じ。

アイスショーのチケットは高額なことだけは知っていて、B’zのライブ2回分+グッズ購入費用に近い金額を1回のショーに費やすことにおののいていました。

唯一、観戦チケットを申し込んだ2013年の全日本には当然のように外れてしまったし。

 

そして、ついに2014年の第一次引退で、実際にこの目で試合で滑る大ちゃんの演技を観ることはもうないんだ…この時はさすがに悔やんでいたのです。

 

 その後、現役復帰に狂喜乱舞し、以前より更に更に表現に深みを増した演技を観て「今度こそ絶対に生で観る!」と決心していたのです。

 

そして、情報解禁の2019年2月25日、B’zオフィシャルファンクラブからのDMで「髙橋大輔選手が主演を務めるアイスショー氷艶のテーマ曲を松本孝弘が書き下ろし」と知った時の驚きは相当なものでしたよぉぉぉ。



長年にわたってB’zファンの私でしたが、フィギュアスケートとのコラボ企画なんて想像もしていませんでしたし、ましてや「大ちゃんと!」なんて、こんな私にとって奇跡のコラボがあるなんて、人生何が起きるか判らん…と真面目に思ったものです。

 

久しぶりにオフィシャルサイトを訪問して松本さんのメッセージを読むと、3年前にタイムスリップしたかのようにあの日あの時の感情が蘇ります。

 

 

あの日のことをちょっと書くと、その頃の私はSNS系はB’zのインスタアカしか持っておらずTwitterも見ない。だから氷艶のことも「源氏物語をフィギュアスケートで表現」それ以外、何の予備知識も入れず当日を迎えたのです。もちろんパンフレットも読まずに、です。

 

そして開演。

青年になった光源氏として滑り出てきたお姿を見た瞬間に「あぁ…大ちゃん…大ちゃんだぁ」と涙があふれました。あの時の感情の沸き起こり、今でも忘れられません。

 

恥ずかしさで苦労に苦労を重ねた末に仕上がった台詞、キスシーンまで演じ、柚木さん・誠治にーやんと歌が続き…「えぇ、まさか歌うの?!」とドキドキしてたら「歌った~~!しかもうまい!」生歌まで披露されたときには、何が何だかわからない状態になっていました。

 

他のスケーターではない演者の方達が、スケートをしながら演技していることにも驚き、衣装の煌びやかさ、プロジェクションマッピングとライティングの素晴らしさ、音楽とあーやの歌声に終始鳥肌を立たされ…とにかく何もかもが未知の経験でした。

 

そしてエンディング。松本さんのギターは優しく切なく、でも最後は満ち足りた、前向きに歩んでいく強ささえも感じる「月光かりの如く」。月に召されていく光源氏大輔の君にただただ涙…ホントに泣きました。

 

そう、その日その時から私は完全に輔オタとして沼の住民になったのです。試合で滑る大ちゃんしか知らなかった私は、過去本やら円盤やらを買い漁り、時間の空白を埋めることに必死でした(笑) 毎晩毎晩、円盤を観るのが寝る前のルーティーン。

 

どういう因果か、試合であれショーであれ、初めてフィギュアスケートを生で観たのが「氷艶」ですよ?この初体験が衝撃・強烈過ぎて、2日後に行ったB'zのライブが物足りなくなってしまったという副作用までもたらしてしまいました(汗

アイスショーってこんなに凄いものだったんだ、チケット高くてももっと早く観ておけば良かった…とその時は思っていましたが、氷艶は特別中の特別で、他に類を見ないショーだという事を知ったのはちょっと時間が経った頃でした(笑)

 

フィギュアスケーター髙橋大輔選手がエンターテイナー髙橋大輔になったショーであったことも、少しずつ実感・理解するようになって、それから先の姿を想像しワクワクしたのです。

さすがに!アイスダンサーになるとまでは思ってはいませんでしたが!

 

 

こちらも久しぶりに観ました。ステイホーム中、演奏する松本さんの動画。

1曲目が「月光かりの如く」です。何度聴いてもウルウルします。

 

氷艶とは無関係ですが、同じく松本さんの曲。ワルツなんですけど切ないストーリー性のある曲で、大ちゃんソロでもかなだいでも良いから演じてくれないかな…。初めて聴いた時からずっと願っている曲。PVも素敵なのでよろしかったら是非♡

 

 

しかし、この3年間は濃かった。もの凄く濃縮された日々。

もし松本さんが氷艶のテーマ曲を作ってなかったらどうだったのかな…。

氷艶を観に行ったかな…あの高額チケット買ってでも…。

たとえ現役復帰して試合観戦できたとしても、輔オタにまでなっていたのかな…。

本当に不思議な艶(縁)だよ♡

 

 

 

先週、やっとグランプリシリーズのアサインが発表されて、かなだいは結成3年目にしてグランプリ2戦に出場決定。日本選手オンリーだった一昨年と、主催国枠で出場した昨年とは違う、本当の意味で国際大会であるグランプリシリーズに出場を認められた。
 

 
多分、出られるだろうなとは思っていたけれど、こうして改めてエントリー選手リストを見て「夢みたいだ」と、ぽわ~んとしながら大ちゃんのシングル時代のことを思い出していました。
 
あの頃、ファイナルまでの2か月間、ヒリヒリドキドキしながら試合をテレビで観ていた記憶。
アイスダンサーになった髙橋大輔が再びその場に戻って来た現実。
 
この記憶と現実、奇跡過ぎてなかなか一致しない。先週のフレンズ+αを改めてフルで見て尚更そう感じました。(なんとまぁドンピシャなタイミングで流していただきました)
 
たどたどしくふわふわとした口調で現役を続けるか悩みもがいていた大ちゃんが、11年後アイスダンサーでGSに出る。この11年間、彼が歩んできた道のりと景色がいろいろあり過ぎて、記憶と現実がなかなか一致しないんですよねぇ。同一人物なのに。この違和感も楽しいんですけどね。
 
で、肝心の試合。かなだいはスケアメとNHK杯。初戦がこの「スケアメ」というところが尚更、シングルだった頃を思い出させもしたし、何より、星南くんもインですよ!またまた歌子先生がいらっしゃる大会になりました。まだまだ続く大ちゃんと歌子先生の縁と絆。まるで星南くんの成長がそれを繋いでいるかのよう。表彰台期待してますよ。
 
そのグランプリシリーズの日本での放送権を持っているテレビ朝日さん。公式サイトオープンの時はペアとアイスダンスの出場する試合に影も形も無い。トップページ画像はシングル選手のみ。怒るというより呆れてしまった。きっと非難が殺到したのでしょうね、今はキチンとかなだい・りくりゅう・チームココもビジュアルがアップされています。
あとは・・・放送内容ですね。ちゃんと放送してくれるんでしょうね?
 
 

そんなテレ朝の不甲斐なさはさておき…KISS&CRYの爽やかなお二人♡

この雑誌がスケート専門誌(しかも男性スケーターばかりが載っている)だと完全に忘れてしまう秀逸なお写真と、小宮ワールド全開のインタビュー記事。
「ここは大事なところだ」と思われたところは、端折ることなくあからさまに書いて頂いてもっともっと読みたいと思った。最後の「22-23シーズンを色に例えると?」なんて質問、小宮さんならではだと、思わず膝を叩いてしまいました。
 
青みがかったグレーと薄いピンク。RDのラテンのイメージとは真反対な色をまといながら、どんどんその二つの色は変化して、やがてひとつの色になって行くのでしょうね。全日本での色は何色になっているか、小宮さんまた聞いてくださいな。
 
 

昨日、キスクラの爽やか高校生のようなビジュアルとは真逆の、大人の濃ゆい色香を撮って頂いた蜷川実花さんの展示会が開催されている庭園美術館に行ってきました。

 

 

 
入ってすぐにあった「THE・蜷川実花」という感じの作品

 
半円形の窓から外の緑の木々や芝生も見え、窓下の細工も素敵です。

 
窓一面に掲げられたスクリーンを光が通過して、柱や床を染めています。

 
そしてこの映像ルーム、すっごく素敵でした。

 
人の影 - シルエット - がスクリーンに投影された映像とコラボしていて、
自然の風景に人間が溶け込んだような不思議な空間。
 
国の重要文化財になっている旧朝香宮邸はアール・デコ様式で造られていて、派手さや華美はないけれど、格式高い館内の内装はシンプルでモダンな美しさでした。そのシンプルさが個性的な蜷川実花さんの作品たちを引き立てていると思いました。真逆とも思える二つの美しさが一つになって、所謂、通常の美術館とは違う雰囲気を味わえました。
 

蜷川実花さんの作品をじっくり見たことが無く、最初はその世界観に戸惑ったりしたのです。

ピントをあえて合わせていないのだろうと思う作品が多い。ぼんやりした輪郭も良く判らない花。奥の方の一部分だけをはっきりと見せたり、ズームで撮られた拡大写真。

「瞬く光の庭」という展示会のタイトルしか文字であらわされたものがない。作品にはキャプションが一つも添えられていない。だから余計に観ているこちら側の感性が問われるなと段々感じて来て、もしかしたら「こういう作品なんです」と押し付けるのではなく、観る人の判断に任せているのかもしれない。何も考えず感じたままに楽しむことが大事なんだ。

 

そう思った時、大ちゃんがプログラムを演じる、表現する時のことで同じことを言っていたなと思い出した。観る人がどう感じるかに任せる。どういう風に感じても間違いではないし、好きだなと思ってくれれば、感動してくれればそれでそれで良い…。一つの作品から、人それぞれ様々な、時には真反対の感じ方があっても感動させる作品であることに変わりはないですね。

 
何を見せたいか?と聞かれて「何を見せられるのか知りたい」と答えていました。
観る人を感動させる演技はどんなものか、いつまでも探求心が衰えることがない大ちゃんらしい言葉なのだと、最初良く判らなかったフレーズが腑に落ちた。
 

何かを創り上げようとする時、真反対・真逆、相反するもの、それがひとつになると、絶対的なオンリーワンの何かが生まれるような気がする…。

 

そして何より、素直な寛容な心でいなければ、せっかく目の前にある素敵なものに感動することができないのかもしれないな…とも感じた。感じるままに楽しむ。今シーズンはこれだ♡

 

 

 

なんか、違和感なのですよね…。

 

やっぱり彼は「俺さま」で「自分が一番」で「「結果に対して、取るべきものは取れた」から、もう競技選手でいる必要はない。「理想としているフィギュアスケートという形を追い求めるのは、競技会じゃなくてもできると思っている」

プロに転向しても「プロのアスリートとして4Aも含めて突き詰めていく」とのこと。

 

やっぱり違和感。別に否定も肯定もしないけど、なぜかシックリこないのは私だけかな…。

何で競技選手を引退したのかしら?緊張感ある競技会に出続ける方がアスリートだと思うけど。

 

プロのアスリートと言ったら…ゴルフを始め、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどプロリーグのあるスポーツ競技というのが一般的なのかなと想像します。そこは「勝敗が必ずある」厳しい世界であって、だからこそ、その勝者に多額の賞金が出る。それが個人・チームそれぞれで違いはあれど、競技を続ける持続可能な必要不可欠な資金になっている。プロであっても選手と呼ばれ、必ずどこかの組織に所属しそこからお給料を貰っているのですよね?

 

プロだからこそ厳しい世界なのです。

 

対してアイスショーは、勝敗なんてあるはずも無く、スケートの美しさや情感を推しのスケーター達から得たい感じたいファンが購入したチケット代が持続可能な必要不可欠な資金になりますね。プロアスリートとは対極にあるものとも言えるでしょう。

 

大ちゃんも、ショーと競技の境目はないと言っていたけれど、その境目はアスリートとして勝敗を念頭に入れた自分のテクニックを見せる場という意味ではなく、試合であれショーであれ、自分の演技を観てくれる観客に「何か」を感じて欲しい、ただそれだけのことが根本にあるからだと思う。

 

勝敗のない世界=アイスショーで、競技者でいた時に成しえなかった「4A」をプロのアスリートとして突き詰めて行く…何のためかな?

プロに転向してもなお、誰かに勝つ為、自分に勝つ為なのか?勝ち負け?

 

そういうショーの在り方も新しいしアリとは思います。ただ、彼が目指すものが「TESを示す場」になるのかなと感じ、ショーなのに緊張感を張り詰めたリンク、彼以外のスケーターはどうなのかな…と考えて

 

余計なお世話ですね。。。はい