息子のこと私のことを
支えてくださっている
みなさんへの感謝の気持ちは
これからも忘れずにいたいです。
過酷な状況の中を頑張ってくれた息子を
これからも褒め続けていきたい。
出来るだけ長く
サポートしていくことが出来たら
幸せだなと感じています。
仕事中の事故ということもあり
気持ちを吐き出せる唯一のこの場所なのに
なかなか全部を書くことが出来ず
わたしの心の中にはしまってあることが
たくさんあって溢れ出てきて困る時があります。
話すことは放すこと(手放すこと)
そろそろ少しずつ手放して
心を少しでも楽にしていけたらと思ったので
少し話を聞いてください。
長くなります。
息子は高校を卒業して 働きはじめました。
大学にいっていた兄より先に社会にでた息子。
嫌なことや苦しいこともたくさんあったと思う。
わたしに時々仕事の愚痴は言っていたけど
自分の仕事に対しての責任をもっていたし
誇りをもっていたと思います。
あの日の前の日の夜のこと。
夜勤の日は
いつも軽く食事をとっていくから
その準備をして 息子に声をかけました。
いつもと違って
なにかそっけない返事をされて
「そんないい方しんでもええやん」
と言ったのを覚えています。
いつものように準備している息子に
「いってらっしゃい」と声をかけました。
いつもなら声をかけたら
「お、じゃ、いってくるわ〜」と
返事を必ずしてくれるし
自分の方から「いってくるわ〜」と言う方なのに
あの夜はなかったように記憶しています。
何かは言ってたけど聞こえてなかったのかもですが
後ろ姿を見てもうひと声をかけるべきか
悩んだけど 今の様子はかけるべきじゃない
そう思い声はかけませんでした。
車のエンジンの音で 出発したのがわかりました。
言葉を交わした?…交わせてないか…?
これが最後です。
朝になり
わたしはいつものように洗濯したり
掃除したり お風呂を洗ったり
もうすぐ帰って来る時間やなーって思いながら
ほんとにいつもと何にも変わらない時間を
過ごしていたんです。
その時
すでに息子は事故にあっていました。
機械にはさまれてから
発見されるまで時間がかかっています。
息子を見つけてくれた人が
息子の体を機械からはずしてくれて
事務所に連絡をいれてくれたようです。
人がくるまでの間 どうしていいかわからず
その人は焦っていたと思います
なかなかこないので助けを呼びにいってる間
床の上で 息子は一人で横たわってました。
救急車がつくまでの間
会社の人が 心臓マッサージをしてくれて
救急車が到着して…
その様子は鮮明ではないけれど
防犯カメラの映像で見ました。
人によっては見れないという人もいると思うのですが
わたしは見てよかったと思っています
病院での説明の時に
かなりの力で胸を挟まれたため
心臓、肺が押しつぶされていたと
胸のあたりの肌の色が
見たことないような色に変わっていたし
心肺停止の時間が長い。
ほんとによく助かったなと思っています。
たくさん言いたいことはあるし
思うこともいっぱいあるし
なんで?どうして?って
会社を責めたい気持ちもあるけど
それを言い続けていても思い続けても
息子もわたしも前には進めないなってわかったので これからをどうするかを考えていくことの方が
大事だと思うようにしました。
息子が苦しい思いをしていた時
わたしはその時
のんきにお風呂洗ってたんです。
いつものように
「疲れたわ〜」って笑って
帰ってくると思っていたから。
救急車で運ばれる時も
一人でがんばっていたんだなと思うと
何もしてあげられなかったことが悔しくて
心が張り裂けそうになるのです。
あの夜
なんでもう一度声をかけなかったんやろ
そんなこと思っても仕方ないのはわかっていても
何かが変わっていたんじゃないか?と思ってみたり
もっと何か話せばよかったと思ってみたり。
何を思っても 今の現状が変わるわけじゃないのに
わかってはいても色々思ってしまう。
時間がたって思えるようになってきたことは
息子はきっとあの時
このまま何も言わずにあの状態のままで
向こうの世界に行ってしまうわけにはいかない
そう思ったんじゃないかなって。
良いことにも悪いことにも
前触れみたいなものがあるとするなら
悪いことの前触れだったのかもしれないけど
もしかしたら あの時いつもと変わらずに
息子が出ていっていたら
このまま行ってはいけない
って気持ちにならなかったかもしれないし
踏ん張れなかったかもしれない。
息子が事故にあう前に
交わした会話や 雰囲気が
いつもの感じじゃなくて
ずっとずっと
引っかかったままで
ずっとずっと
苦しくて。
事故の日から今まで
息子はもちろん
わたしも大変な思いをして今があります。
これからを過ごしていくためには
なるべく良いほうに物事を捉えよう。
少しずつ心を軽くさせていこう。
潰れてしまわないように
放せるものは放していこう。
文章力がなくうまく伝わらないかもしれませんが
気持ちをまとめてここで話させてもらいました。
今、息子が
何を思い、感じているのかわからない。
たくさん言いたいことがあると思う。
今は聞くことは出来ないけれど
わたしがあちらの世界に行き
息子もいつかはあちらの世界に行く
私はその時にも必ず
また会えると信じているので
いろんな話がしたい
たくさん 話を聞いてやりたい
しんどかったよね、苦しかったよね
頑張ったなって褒めてやりたい。
そう思うと
今を生きていける。
自分が年をとっていくことへ不安はあるし
この世からいなくなることもこわいけど
また話せる日がいつか来るのだと思うと
少しだけ心が楽になります。
次、話せた時に
きっと言われると思う。
「心配しすぎやねん」って。
今は
穏やかな顔つきになっているし
息子も息子なりのやり方で
少しずつ前に進めてるのかな?
と勝手に思っています。
ともに過ごせる時間を大切にして
感謝しながらこれからも過ごしていきたいです。
長々と書いてしまいました。
聞いてくださって
ありがとうございました。