就寝前の手帳
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アキバはしご

 今日は、笠原さんを案内するために、ほのぼのアキバ紀行を敢行した。

 まずは復活したアキガク、アキバ女子である。 ここでりこつんと再会し、松坂屋は胸がいっぱいとなった。

 さらには二軒めはコスチャにて笠原さんは「ふーふーあーん」を体験。

 三軒めはりーみんに行ってしまう。あやうく夢の国に洗脳されてしまうところだった。りーみんのメイドさんのオタ芸は神速で、ただただ感動。素晴らしかった。

 また、だれかを案内するときは行こう。

 しかし、やはりアキガクの、りこさんやきょうこさんがかもしだすアキガクテイストがいちばんだなあと思た松坂屋だった。

バレンタイン

 

 今日は出勤前にDESK@というレンタルオフィスで15分だけネットを見ました。
 そしたらフロントの店員さんが、「今日はバレンタインですのでよろしければお召し上がりください」といって、リボンに包装されたチョコレートをくれました。
  「ありがとう」と返事する自分。
 
 10時半頃、こないだ別れたばかりのひとから、「ハッピーバレンタイン」という、ミニーのデコメが届きました。
 チョコレートをくれよ、と言ったら、「買いに行くの面倒だから」と笑顔の絵文字で返され‥。


 なので今日の僕の成果はチョコ一個、デコメひとつでした。

「松坂60億円」とワーキングプア

日本経済2/5号に、
 
寺島実郎
(日本総合研究所会長 三井物産戦略研究所長)の興味深い論考が掲載されていたので、以下要約します。


 
 
「松坂60億円」とワーキングプア
 
 
 松坂大輔投手が6年契約、約60億円で、ボストン・レッドソックスへの移籍を決めた。
 
 他方日本には年収200円以下の非正規雇用者が、2006年で1284万人いる。
 この松坂と「ワーキングプア」の問題は、底流においてつながっている。
 
 
〈上限、下限に向かう報酬〉
 
 プロ野球がまだ国内に囲い込まれていた頃は、プロ野球選手の報酬も、国内の報酬水準で抑制されていた。
 
 しかしプロ野球はその後グローバルな交流を深め、報酬もメジャーリーグという市場の上限に引き寄せられていった。
 
 野茂秀雄、イチロー、松井秀喜、松阪の移籍が、こうした流れを加速した。
 
 一方、雇用環境がグローバル化するなかで、「時給1000円前後の、誰がやっても同じ仕事」に対する報酬は、限りなく下限に引き寄せられ、「その労働を発展途上国で行った場合の対価は時給100円ですよ」という水準まで落とされていく。
 
 つまり、上限、下限ともに雇用体系のグローバル化が進行していることの象徴が、松坂とワーキングプアなのである。
 
2006年
国内雇用者数5115万人
 
うち
非正規雇用者数1707万人
(全体の33.4% 95年22.9% 85年16.4%だった)

うち年収200万円以下の人が1284万人。つまり非正規雇用者の75%をしめる。

 それは失業保険受給者281万人や、生活保護を受けている140万世帯に準ずる生活水準のイメージである。
 
 IT革命による雇用の平準化という要因もあって、企業はこの10年間、「だれがやっても同じ仕事」を増やし、コスト削減を進めて来た。

 
〈問われる連合の意義〉
 
 日本の「勤労者家計」の代表といえる連合の組合員は700万人、平均所得は年収700万円。
 
 今や「大企業の正規雇用者の組合」「公務員の組合」という性格強めている。
 
 働く者の中でも「恵まれた労働運動体」となりつつある。

 1284万人と700万人という数字は、日本の現在の雇用環境の象徴といえる。
 
 連合の意識も、「革新の旗手」から「自分の権益を守る側」に反転しかねないのではないか。
 
 連合指導部が非正規雇用者の最低賃金引き上げなどを主張し始めたのも、グローバル化する経済における、分配の公正化という問題の全体に視野を広げないと、現在起きている問題の本質に迫れないことに気づいているからであろう。



★今の日本の雇用の全体像が1ページでわかる、大変有益なコラムでした。具体的な数字がわかってありがたかったです。

★現在の雇用を巡る問題が「グローバル化」と「IT革命」にある、という点も明確になりました。

★中国など途上国が、一ヶ月休み無しで従業員を低賃金で猛烈に働かせて追い上げている事を考えると、日本がこれまで通りではもたないことも理解はできるのですが‥。

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